JHNA健康通信バックナンバー

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第70号 酵素療法の歴史を紐解く

  最高の健康を手に入れよう!  70 号
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 「映画館に来てまで??」。
 唖然とした

 ホリスティック栄養学修士&
 酵素栄養学スペシャリスト

 ナターシャ・スタルヒンです。

 『グランド・イリュージョン』
 という映画を観にいったのだけど、

 オープンしてはじめての日曜日
 だったこともあって、けっこう
 混み混み。

 となりに座った男性、上映中だと
 いうのに、スマホをつけっぱなしで、
 ずっとラインに夢中。

 となりのチカチカする光が
 気になって、わたしゃ~
 映画に集中できなかったのサ。

 さあ~それでは、今日も元気に
 いってみようか~っ♪


 ☆  酵素療法の歴史を紐解く
 ★☆---------------------

 ガンの患者さんの酵素摂取に
 ついて、最近、いろいろ
 ご質問をいただくの。

 今や、「2人に1人はガンに
 なる」という時代だから、
 こうした質問が増えるのは
 しかたがないんでしょうね。

 ただ、私は医師でないから、
 くわしく飲み方などを伝授する
 わけにはいかない。

 なので今回はまず、ガンにおける
 酵素療法の歴史をちょっぴり
 紐解いてみましょうね。

 歴史的にみて、ヒポクラティスの
 時代から食物にふくまれる酵素を
 うまく利用して

 ケガや病気の回復に役立てる工夫は
 世界中でおこなわれてきたのね。

 酵素を現実的な治療目的で使うように
 なったのは1900年にはいってから。

 スコットランドのJ.ビアード博士が
 活性度の高い酵素(若い動物由来の
 膵液を濾過)を利用してのガン治療を
 はじめたの。

 この酵素療法に驚異的な効果があった
 ことから、英国の代替医療学会は
 大混乱におちいっちゃって

 彼はニセ医者呼ばわりされたり
 迫害をうけたりするんだけど、
 170名のガン患者の治療にあたり、

 「ガンの酵素療法とその科学的根拠」
 という本を1907年に出版しているのね。

 彼の同僚の医師たちは、彼のまねを
 して治療にあたりはじめるのだけど、

 ビアード博士同様の効果をあげる
 ことができず、結局、彼の酵素療法は
 忘れ去られていくの。

 酵素療法に日の目があたってくるのは
 それから30年近くもたってから…。


 ☆ 酵素療法の生みの親は…
 ★☆--------------------

 1930年代になると、酵素の臨床的
 利用に興味を持つ医師達がつぎつぎに
 あらわれてくる。

 猫の実験で有名なポッテンジャー
 博士やゲルソン療法で有名な、
 M.ゲルソン博士、

 酵素栄養学の生みの親とされる
 ハウエル博士も登場してくる…。

 でも、ガンの酵素療法ということでは

 1930年代から1960年代まで研究に
 没頭した、M.ウォルフ博士の
 功績が大きいわね。

 日本では、まったく知られて
 いないけど、彼こそ、

 エンザイムセラピー(酵素療法)の
 基礎をつくった人といわれているのよ。

 彼はオーストリアで生まれ、
 ニューヨークに渡ってから、
 医師→大学教授になったんだけど

 ちょっとしたきっかけから酵素に
 興味をもち、研究をつづけるように
 なったの。

 彼は、通常の人に存在するある
 種の酵素がガン患者にはまったく
 ない、あるいは少量しかないこと、

 そしてこれが消化酵素の一種で
 活性のために協同因子が必要
 であること、

 さらに、健康障害を起こす重要な
 要因は酵素の質と量に関係して
 くることを突きとめたのね。

 彼は、ビアード博士が成功した
 方法が、なぜ、ほかの医師/
 研究者たちでは成功できなかった
 のかも解きあかしたの。

 1950年あたりから、ウォルフ博士は
 非常に複雑で難しく、時間のかかる
 実験をくりかえし、

 細胞培養技術をもつコロンビア
 大学の神経外科医のH.ベニテズ
 博士やドイツでビタミンと疾病との
 関係の研究に没頭していた
 ハウボルト博士と手をくみ、

 最高の力価ともに、安全性の高い、
 安定した酵素をつくりだすことに
 成功するのね。

 ガン治療用のフォーミュラは、
 25年間でドイツだけでも、
 年間5万人のガン患者に使われた
 といわれるの。

 彼の酵素療法は非常~に高い
 評価をうけ、政治家をはじめ、
 ヨーロッパのリーダー達も

 彼のアドバイスを受けるように
 なるんだけど、保守的な医学界は
 彼を"大ボラ吹き"呼ばわり。

 当時、ガンが免疫力と関係がある
 とは思われておらず、それを
 ベースにした酵素療法を認める
 わけには、いかなかったのね。

 長くなってしまったので、
 つづきは次回…。


 今日の授業は、これで終り。


 それでは、起立~~っ!


 礼 <(_ _)> 。 


 解散~~ん!!


 ☆ あとがき
 ★☆-------

 私も、2年前に主人をガンで
 亡くしているので、ガンに
 関するご質問がくると、
 人ごととは思えない。

 彼がガンの告知を受けてから、
 私はあらためてホリスティック
 療法を勉強し、さまざまな

 代替医療の施設を訪ね歩き、
 多くのガン専門の先生方にお話を
 伺い、さまざまな情報を仕入れ、

 自分なりに、しっかり理解していた。

 でも、結局、主人を救うことは
 できなかった。

 いくら私が、こうすればいいと
 思っても、本人がそれを受け
 いれられなければ

 結局、どうしようもないからね。

 ガンは食生活をはじめ、ライフ
 スタイルの改善で防げるものだと、
 私は確信している。

 なってから、慌てふためいても
 遅いんだよね。

 やっぱ、日常生活のなかで、
 しっかり予防することを
 常に考えたいですね。


 あなたが、最高の健康を手にいれ、
 いつもハッピーでいられますように…。


 2013.11.1
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