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シナモンで血糖値だけでなく
総コレステロール値も減少。
アルツハイマー改善にも期待?

 
シナモンスティックシナモンの血糖値に対する好ましい作用は多くの研究で確認されていますが、米国で発行された「家庭薬の実体」(2013年9月)に掲載されたメタ・アナリシス(10の臨床試験データ、患者合計543名の分析)によると、2型糖尿病患者はシナモン・サプリメントを摂取することで、血糖値の減少だけでなく悪玉コレステロールと中性脂肪値が減少。善玉コレステロールは増えることが確認されました。シナモン・サプリメントの摂取期間は4〜18週間で、空腹時血糖値は平均で25mg/dL近く下がっていたとのことです。

また、"アルツハイマージャーナル"に掲載されたカルフォルニア大学の研究では、シナモンエキスには、アルツハイマー症の男女の脳内に発生するタウ蛋白凝集を減少させる効果があることを明らかにしています。まだ試験管レベルでの確認とはいえ、シナモンに含まれる桂皮アルデヒドおよび酸化エピカテキンがタンパク質を酸化ストレスから守り、脳内のタウ蛋白凝集を防いでいるとのことです。

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