体脂肪ダウンに必要なビタミンは? |
体内の酵素がしっかり働き、すべての代謝活動がスムーズに行われることが健康維持はもちろん、無駄な脂肪を体につけないためにも重要なこと。酵素が働くためには、ビタミン・ミネラルの助けが不可欠。特にビタミンA・C・E、そしてB群は、体脂肪と深〜い関係にあるんです。 ビタミンAは脂肪細胞が増えるのを抑制。不足すると・A筋肉は霜降り状態になります。ビタミンCは体内のあらゆる代謝に関わり、コラーゲンの合成、脂肪酸のエネルギー化、脂肪の消化・吸収のための胆汁酸作り、さらに数え切れないほど多くの体内の働きに必要です。ビタミンEは、食欲と体脂肪の蓄積を抑えるホルモン、レプチンを増やす働きがあります。 これらビタミンの他にも、脂肪や糖の燃焼に深く関わっているのが、ビタミンB群。B2の別名は、「脂質代謝ビタミン」。脂肪の燃焼にはなくてはならないビタミンです。 B1は糖質の分解、代謝を受け持ちます。米飯や菓子類、清涼飲料水などはビタミンB1不足を招きます。B1は神経機能正常化にも必要で、不足するとイライラします。 ナイアシンやパントテン酸(B群の仲間)は、ビタミンB1やB2と一緒に働き、脂肪や糖の代謝を促進する役割があります。B群はチームで働くため、すべて満遍なく確保されてなければなりません。 単純に食事を減らすダイエットでは、これらビタミンが不足。イライラで過食に走ったり、食べたものがエネルギーとしてうまく燃焼されず、食べないのに太る、あるいは痩せられない、という状況に落ち込んでしまいます。食事を十分にとっていても、これらの処理を受け持ってくれるビタミン類の不足がなければ太ることはなく、すでについてしまった脂肪も自然に落ちてくれるのです。
ビタミンB群には糖質や脂肪を燃やす働きがある |