生活習慣病予防に
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柿のおいしい季節。柿にはビタミンC、カロテン、カリウム、タンニンなどが豊富に含まれています。柿が橙色なのは、カロテンが多く含まれているからで、この70〜80%は、βクリプトキサンチン。ガン予防成分として有名です。 柿の渋み成分であるタンニンは、高血圧と脳卒中を抑制する効果が認められています。リンパ球白血病細胞の育生阻害効果、様々な毒素の解毒効果なども知られます。酒飲みにとってありがたいのは、胃の粘膜に作用してアルコールの刺激を和らげたり、アルコール吸収を抑制してくれること。 柿は消化管にもやさしく、便秘改善に良い(ただし、渋柿の食べ過ぎは逆に便秘になる)ほか、痔疾など敏感な粘膜の損傷を防いでくれます。扁桃腺をはじめとする咽喉炎にも効果があります。 柿は、色が濃く、大きめで形がしっかりしていて、ヘタが4枚きちんとついているものを選びましょう。 |