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いくつになっても心がけたい

“キレイ"をキープするための極意

日本人の平均寿命は、女性が86・39歳、男性は79・64歳(平成22年度)。男性は世界第4位ですが、女性は26年連続で第1位。1963年には全国で153人しかいなかった100歳以上の人が、いまでは3万人を超えるほど増えています。しかも、このなかには現役で仕事をしている“スーパーご長寿"もいるのですから驚きです。

不老長寿は人類不変の夢。長生きできる時代に生まれたからには、「自分は40代だから、シミやシワがあってもしょうがない」などと消極的に考えず、これまでの常識を塗りかえるくらいの気持ちで、若く、キレイに生きることを目標にすべきでしょう。今月は、そのために必要な基本中の基本についてお話します。

長寿大国を生んだ理由とは?

日本人が長寿になったのは、戦後、タンパク質の摂取量が増えるなど栄養価の高い食事がとれるようになったことや、衛生状態がよく、医療制度も充実していることなどがあげられています。そしてもう1つ、肥満が少ないことも。

アメリカとイギリスの共同調査によると、1980年からおよそ30年間で、世界の肥満は2倍近くに増え、なんと、成人の10人に1人が肥満だとか!

肥満の度合いをチェックするときに使う体重指数BMI{体重÷身長(m)÷身長(m)}で比較すると、アメリカ人は男女ともにBMIが28を超えているのに対して、日本人は男性が24、女性が22。世界的にみると、シンガポールに次いで低く、世界有数のスリム大国といえるのです。ちなみに健康的な数値はBMI18・5〜25。一般には、BMIが23〜25くらいが長生きできるといわれています。

おなか「エッ、だけど、私のおなかには脂肪がまとわりついてる……」と思った方は、自分のBMIを計算してみてください。自分が思うほど肥満ではないことに気づくはずです。

とはいえ、周囲には、ポテトチップスやハンバーガーなど油をたっぷり使った高カロリーの食べ物がいっぱい。油ものの料理は、口当たりがよく、香りもよいので、ついつい食べ過ぎてしまいがち。しかも、後でお話する糖尿病とも関連しますが、油は長時間たつと酸化が進み、活性酸素を大量に発生させます。活性酸素は老化の元凶。ですから、油系の食べ物は、肥満と老化の両面から油断大敵なのです。

それにしても、なぜ肥満問題がこれほど取り沙汰されるのでしょうか?

キレイを遠ざける
肥満→生活習慣病

食べた物は、体内でエネルギーに変換され、基礎代謝によって無意識のうちに消費される分を除くと、体を動かすことで消費され、+-ゼロになります。

ところが、このエネルギーが消費されず余ってしまうと、皮下脂肪や内臓脂肪となって体に蓄積されてしまいます。さて、問題はここからです。

皮下脂肪には、外側からの衝撃や寒さから体を守る働きがありますが、内臓脂肪はかなりの問題児。内臓脂肪を構成する脂肪細胞からアディポサイトカインという悪玉の物質が分泌され、これがインスリンの働きを鈍らせてしまいます。

インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、この働きが悪いと血液中のブドウ糖の量が増えて、血糖値が上昇。高血糖状態がつづくと糖尿病、高脂血症を招きます。そこまでいかなくても、体の老化が確実に進行していきます。

高血糖状態がつづくと、血液中に糖化タンパクが増えて、老化の隠れ要因とされるAGE(Advanced Glycation End-products: 終末糖化産物)の蓄積を促進させるばかりか、活性酸素を大量に産生させることが知られています。

くり返しになりますが、活性酸素は老化の元凶。しかも40代以降は、活性酸素を無害化してくれるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)という酵素が体内でつくられにくくなるので、高血糖状態がつづいたり、糖尿病になると、「若さの維持」にはトリプルパンチです。また、免疫力も低下するので、感染症やがんも悪化しやすくなります。

肥満は、高血圧の原因にもなりますが、それにもインスリンが関与。先ほど書いたとおり、インスリンの働きが悪くなると、膵臓からどんどんインスリンが分泌されます。インスリンの過多状態は、血管の壁を肥らせてしまい、腎臓の働きにもマイナス。その結果、高血圧になってしまいます。

糖尿病、高脂血症、高血圧。肥満から派生するこれら3つの生活習慣病が恐ろしいのは、行きつく先が脳卒中や心筋梗塞など命にかかわる病気だからです。

つまり、肥満をナメると後が怖い。若さに任せてメチャクチャな食生活や運動不足をつづけていると、肥満→生活習慣病→老化を早める→「キレイ」どころの話ではなくなる、という一連の流れを頭に叩きこんでおくべきでしょう。

キレイの基本はやっぱり栄養バランス

最近、「長寿遺伝子」がにわかにクローズアップされています。  
 長寿遺伝子はそのままでは眠っている遺伝子なので、スイッチをオンにする必要があります。このスイッチは、空腹感を感じているくらいの低カロリー食をつづけているとオンになるといわれていますが、ホリスティック栄養学にもとづいて考えると、いわゆる腹7分目などの少食は、体が求めている栄養素を十分に補えないので、健康にはマイナス。長寿遺伝子ブームをうのみにして、少食生活をつづけると、栄養不足で免疫力が低下したり、肌の老化を招いたりするので要注意です。

炭水化物や脂質のとりすぎによる高カロリーな食生活は避けるべきですが、摂取量が不足しがちなタンパク質、ビタミン、ミネラル、ポリフェノール類はしっかりとりましょう。 

栄養バランスのとれた、この基本こそ、肥満や生活習慣病を予防し、結果的に「若くてキレイ!」につながることを、お忘れなく!!

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