PMS 月経前症候群女性特有の悩み改善講座 第1回前回のアンケート調査で、女性の悩みを扱って欲しいとのご要望が多数届きました。そこで今回から、シリーズで、「女性特有の悩み改善講座」をスタート。第1回目の今回は、生理がある女性の2〜4割が強い症状を経験しているPMSの解消法を取り上げます。 80%の女性はPMSを経験したことがある!むくみや腰痛、頭痛、イライラ、憂鬱、不眠、過食など、生理の7〜10日前から不快な症状が出て、生理が始まると同時に解消する・・こんな症状をPMSといいます。生理がある女性の80%もが経験したことがあるといわれ、その内2〜4割の人が普段の生活に支障をきたすほど強い症状に悩まされています。 PMSの主たる原因は、生理前に女性ホルモンの分泌がバランスを乱すこと。エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が多く、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が少なすぎる、あるいはこれら分泌調整に体が敏感に反応しすぎるために不快な症状が出ます。 これは、食事の影響、不安定な血糖値によって生じる他、食物アレルギー、糖代謝の変化、低血糖症、栄養素の消化不良、ストレス等とも関係しているといわれます。さらに、βエンドルフィンの急上昇、ビタミン・ミネラル〔特にカルシウム〕不足、脂肪酸の代謝がうまくいかない等もPMSに影響を与えます。 予防はどうしたらいいの?PMSの予防には、ホルモンのバランスを整えることが重要。そのためには普段からの食生活、生活習慣を見直しましょう
解消のための栄養療法ってあるの?
これら以外では、昔から女性特有の症状軽減に使われてきたハーブ類に注目してみるのも手。日本ではあまり馴染みはありませんが、欧米では、PMSのためのハーブ類は絶対の信頼を持って使われ、多くの女性達の強い味方となっています。 |