なんでもQ&A
医師が処方した薬を服用しているときに、サプリメントを併用しても大丈夫なのか?危険性や副作用について、情報があればうれしいです。
サプリメントは大まかに、
- 青汁、黒酢、プロポリスなどのいわゆる健康食品系
- ビタミン&ミネラルなどの補助食品系
- ハーブ系、に分類できます。
この分類をベースに考えると、@の健康食品は基本的に食品であり、医薬品と併用してもまず問題ありません。Bのハーブ系は西洋の漢方薬。薬効のある、いわゆる「薬」ですから、当然医師の処方薬との併用には最大の注意が必要です。
Aに関しては、むしろ積極的に摂った方がいいケースが多いといえます。
まず、特定の薬を飲むことで消耗されるビタミン類は処方薬と一緒に多めに摂取した方がベター。例えば抗生物質の摂取はビタミンA、B1、さらにビタミンCの吸収を著しく阻害しますので、抗生物質を飲んでいるときには、通常以上にこれら栄養素を摂らなければなりません。また、ピルを飲んでいる場合は、体内のビタミンB1、B2、B6レベルを下げてしまうので、これらをキチンと補っておかないと代謝活動に支障が出ます。
薬剤はすべて体にとって異物であり、必ず副作用をともないます。これらの副作用を軽減する意味では抗酸化栄養素、特にビタミンC、カロチン、DNA、消化酵素(ウルトラ酵素)などの摂取は有効です。
消化酵素は薬の効き目を倍増すると同時に副作用を半減することが知られます。薬の量を減らしていくのに役立ちますが、インシュリン、降圧剤などを飲んでいる方は、薬の分量のコントロールが必要になりますので、主治医と相談しながらの摂取がベストです。
本当は薬など使わず、栄養療法で病気を治していくのが一番。でも、素人療法にはリスクがともないますので、病気を抱えている方のサプリメント利用は自己判断ではなく、必ず栄養療法に詳しい医師に相談することをおススメします。
ベーシック・セットという買いやすいセットが出来て、とっても喜んでいます。
でも、もう少し詳しく、これらの重要性を教えて。
ウルトラ酵素、プリムローズ、そして、セットには加えていませんが、ビタミンC。この3点は、食生活に無頓着の方はもちろん、常にバランスに気をつけて食事をしている人にも摂り続けていただきたいもの。それは、食事からは全く摂れなかったり、体にとっての必要量を食品から摂るのは不可能だったりするからです。
まず、ウルトラ酵素。「消化」が体にとっていかに重要な作業であるか、これまでも繰り返しお話ししてきました。口にした栄養素がキチンと分解されて血液中に取り込まれるため、また、加工食品を食べたときに自分の大切な消化酵素が無駄使いされないため、消化酵素サプリメントは不可欠です(詳しくはナターシャタイムズ7月号参照)。
プリムローズに含まれるGLA(ガンマーリノレン酸)は、体にとっての不可欠脂肪酸。体内のあらゆるバランスの微調整に必要なホルモンを作るのに不可欠な栄養素です。GLAはリノール酸から作られるので、リノール酸を摂っていれば不足なし、むしろ、摂りすぎ傾向にあるとさえいわれます。ところが、リノール酸からGLAへの転換には様々な制約があり簡単ではありません。結果、深刻なGLA不足に陥っているのが現代人。リノール酸からの変換が難しいなら、GLAそのものを摂ればベストですが、通常の食品でGLAの供給源はありません。だからこそプリムローズ。プリムローズを摂ることで効率よくホルモンを作ることができ、体内のバランスが常に最高に保たれることになるのです。
ビタミンCはあらためて言うまでもなく、体内で行われている何千種類ものほぼすべての代謝に関わっているビタミンですから、決して不足させるべきものではありません。日本の厚生省は、一日の所要量を100mgとしていますが、これは病気にならないギリギリの線。アメリカでは、健康維持には1日1000〜3000mgは必要といわれており、到底食品だけから確保することは不可能です。ウルトラCエスターなら一日4粒で必要量の確保が可能です。
世の中にはあらゆる健康食品、補助食品がありますが、これら3栄養素きっちり確保しなければ、他の物だけを摂っても満足いく効果は出てくれません。健康を維持するにも、健康のレベルアップにも、老化を遅らせ、いつまでも美しさを保つためにも、どんな方でも、消化酵素、GLA、ビタミンCはサプリメントで補うしかないのです。これらをしっかり摂った上で、ストレスの多い方なら抗酸化栄養素(OPCプラス)を、食生活に偏りがあれば、マルチビタミン&ミネラル類を、お体になんらかのトラブルを抱えている方は、それに対応する栄養素をそれぞれプラスして下さい。
NSSのプリムローズ(月見草油)、他社のものと比べてそんなにいいものなの?
また、最近ボーレッジ油がいいともいわれているけど・・・
通常の月見草油製品はGLAの含有量が8〜9%ですが、NSSのプリムローズはなんと11%も含まれています。市場に出回っている製品の中には、安い大豆油や紅花油を混ぜた製品や、酸化防止剤として化学薬品を使ったり、劣化によって生理学的無意味な物が多いことを、消費者は認識すべきでしょう。NSSプリムローズはもちろん混ぜものはなく、酸化剤としては天然のビタミンEだけを使っています。また、コールドプレス(加工時に熱を加えず、酵素が生きている)の純粋オイルです。
GLAを多く含むものとして最近ブラックカーラント油やボーレッジ油が話題になっていますが、前者はGLAが6%程度しか含まれず、後者は月見草と同じ程度含まれますが、毒性のあるアルカロイドを含んでいるため長期使用や治療目的で使う場合には問題があります。やはり、GLAの供給源としてはプリムローズがベストです。
|