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「先生、最近よくきくヒアルロン酸ってなあに?」 |
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「確かに、広告やCMで観ない日はないわね」 |
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「美肌や関節の動き……ホントに関係しているの?」 |
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「今日はちょっと脱線してそのお話をしましょうか」 |
ヒアルロン酸ってどんなもの?
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「もともとは、牛の眼球から発見されたのよ」 |
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「へえ、そうなんだ。ヒトの肌にもふくまれている成分なんだよね」 |
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「そうよ。皮膚は表皮−真皮−皮下組織の三重構造で、ヒアルロン酸は真皮の中にあるの。これが肌の乾燥を防ぐ役目を担っているのよ」 |
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「この間赤ちゃんの肌を触ったら、ぷにぷにで気持ちよかったよ。ヒアルロン酸がたっぷりふくまれているのね」 |
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「そのとおりよ。細胞と細胞の間で水分を保持したり、クッションの役割をしたりするの」 |
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「お肌のみずみずしさを保つってこと?」 |
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「そのとおり。ただ、残念ながら年齢を重ねるごとに減ってしまうのだけど。特に40歳後半ぐらいからね」 |
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「そうか、だからお肌をしっとり潤すための保湿成分として注目されているのね」 |
ヒアルロン酸のサプリメントもあるけれど…
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「最近はヒアルロン酸のサプリもあるけれど、これを飲めばお肌がツヤツヤということでもないのよ」 |
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「えっ、ダメなの?」 |
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「ヒアルロン酸の正体は、細胞と細胞をつなぎ合わせるムコ多糖。もし口からとったなら、酵素によってオリゴ糖に分解されてしまうのよね」 |
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「難しいな。つまり体内ではヒアルロン酸じゃなくなっちゃうというわけ?」 |
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「平たくいうとそうなるかな」 |
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「じゃあ、関節の動きについても同じ理屈?」 |
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「そういうことになるわね。もともとは関節液や軟骨の中でその動きを滑らかにするわけだから、例えば関節痛の治療として注射することはあるけれど」 |
しっかり栄養をとることが第一
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「要するに、体内でヒアルロン酸をつくる条件を整えることこそが大事になってくるというわけ」 |
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「そうか!ちゃんと栄養素をとって体づくりね。この間勉強したビタミンCも役立つんじゃない?」 |
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「やっと調子でてきたわね」 |
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「うふふ。じゃあ先生、もっとくわしく教えて」 |
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「はいはい。基本はタンパク質をしっかりとること。それをベースにビタミンAとCをとりいれることね」 |
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「体のなかの栄養条件を整えることが大切なのね」 |
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「まさにそのとおり。お肌の老化防止にはもちろん、実は変形性関節症を改善するのにも必須の栄養素なの」 |
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「そうかぁ。お肌の保湿には優れた成分だからといってそのまま飲めばいいわけじゃないのね」 |
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