クーラーで気分爽快、
身体はトラブル続出
クーラーを効かせた部屋で、冷たい飲み物に手をのばそうとしているアナタ、ちょっと待った!! 人間の身体は、気温が下がると、体温を維持するために、血管が収縮。血管が細くなって血流も減ります。
血液は体温調節に関わっているほか、栄養成分、酸素、老廃物なども運搬。血流が減って血行が悪くなると、老廃物や余計な水分が、きちんと回収・排泄されなくなります。
その結果、手足の冷え、むくみ、肩こり、肌のかさつき、生理痛などに悩まされることに。しかも、トラブルはこれだけではすまないのです。
免疫機能にダメージ
身体はボロボロに
体が冷えていると、血液中の白血球の数が減少し、免疫力が低下します。白血球の役目は、外部から侵入してきたウイルスやガン細胞などを攻撃する防御作用。数が減ると、抵抗力が弱くなるので、風邪などの病気にかかりやすくなります。
身体の冷えは、酵素の働きも低下させてしまいます。酵素の働きが悪くなると、熱づくりもうまくいかなくなり、さらに冷えるという悪循環に…。
酵素がスムーズに働く温度は37度前後。身体が冷えると、酵素が効率よく働かなくなり、身体全体の代謝が低下してしまいます。そして肥満、糖尿病、うつ病、ガンなどの一因に。
さらに基礎代謝も低下。基礎代謝量は1日の総消費エネルギー量の約60%。運動で消費するエネルギーより多いのです。ようするに、酵素の働きが鈍ると、脂肪を蓄積しやすくなり、ダイエットしてもなかなか痩せません。
冷え対策は
衣食住を見直して!
この時期はひやむぎなど、冷たい食べ物を口にしがちです。免疫臓器である腸管を冷やすと、免疫力が低下。自宅でクーラーの温度を高めに設定するなど気をつけていても、身体は内部から冷やされています。
そのうえ、オフィスなど外出先は冷蔵庫化しているのが常。ただでさえ免疫力が落ちているというのに、温度差のある屋内外を出入りしているうちに、ますます体力を消耗。体調を崩しやすいので要注意です。
外出時やオフィスでは長袖の上着やストールを用意して首筋、胸元、肩をガード。下着は、お腹が露出しないタイプを選び、靴下やストッキングも着用。オフィスでは膝掛けが強い味方。靴下で足首を隠すのも効果的です。
そして夜は、ぬるめのお風呂にゆっくり入り、身体の芯まで温めます。シャワーだけの時は、首の後ろ側のつけ根あたりを温めて!お風呂上がりに、【ナターシャズ・アロマ】で脚など気になる部分をマッサージすると、さらに血行がよくなり、むくみ解消にも役立ちます。
それでも身体が冷えていると感じたときは、体内を温める食べ物に注目。飲み物はショウガ汁を加えたほうじ茶や生ジュースを。料理にはニンジン、ニンニク、タマネギなど根菜を積極的に使います。
冷え対策には
サプリメントも併用
冷えやすいということは、身体がまともに熱をつくり出せていないということでもあります。脂肪を効率よく燃やして熱をつくりだすボディメイキングは、ダイエットばかりか、冷え症対策にもピッタリ。
また、タンパク質は体の熱づくりに欠かせません。肉・魚・卵・乳製品などをまんべんなく食べるようにすると同時に、ウルトラプロテインを。体温の調整などにも関わるγリノレン酸が豊富な、プリムローズも併せてうまく使うといいですね。もちろんウルトラ酵素を食事毎にとれば、栄養素は体の隅々まで運ばれるようになり、熱づくりもスムーズにいくようになります。
“冷害”対策を万全にして、元気に味覚の秋を迎えましょう。
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