電子レンジで「チン」は健康に悪いというのは、本当ですか?第7回THE REQEST電子レンジを使えば、短時間で加熱調理が可能なため、今や一般家庭の必需品。料理本や料理番組でも積極的に使うことをすすめています。確かに「レンジでチン」は簡単、便利。でも、健康に対して悪影響は?? |
電磁波もれの危険性?飲電子レンジは電磁波、マイクロ波を発生させて、食材の水分子を超高速振動(1秒間に24億5千万回)させて、周囲原子との摩擦によって加熱調理します。そこでまず問題になるのが、電磁波の人体に対する影響。 電子レンジに使われているマイクロ波は、人体に当たっても放射線のような発ガンの心配はないとされます。しかし、部位によっては細胞内のたんぱく質が変性し、白内障などを引き起こす可能性があるほか、まだ完全解明されていない悪影響も心配です。 こうしたことから、調理中にマイクロ波が外に漏れ出さないよう、各メーカーはさまざまな対策を講じており、安全性に問題はないとされます。 しかし、電磁波漏れの危険性がもっとも高い扉前には作動中立たないようにするとか、扉は完全停止後開けるなどの注意は、自己防衛策として最低限必要だと私は思います。 加熱される食物が変化?超高速振動による摩擦熱での加熱調理では、食品の分子・原子レベルで深刻な破壊活動がおき、栄養素が壊されるばかりでなく、私たちの体内では代謝できない構造に変性するといわれます。 電子レンジ調理は食物に発ガン性物質をつくり出し、いくつかの必須栄養素の変性をもたらすとして、1976年に旧ソビエトは、電子レンジの使用を禁止した経緯があります(安全性が確認されぬまま、ペレストロイカ後[1990年頃]使用はOKに)。 ある研究では、母乳を電子レンジで加熱することで、抗体と酵素の破壊が確認されています。別の研究では、電子レンジで調理された食品を食べることでの免疫系ダメージを示しています。ビタミンB12他、ビタミン類の破壊を示すものもあります。また、レンジ用製品のパッケージから毒性の強い分子が食物に移る可能性を示唆したものも…。 ヘーテル博士を中心に、スイス連邦技術研究所や大学の生化学研究所の研究グループによる信頼性の高い研究では、電子レンジで調理された食品の血液に対する影響が調べられており、ヘモグロビンの減少(貧血傾向)およびLDL(悪玉)コレステロールの増加が確認されています。 「レンジでチン」は本当に必要?ちなみに酵素栄養学では、電子レンジは食物に含まれる酵素を一瞬にして壊してしまうので、好ましくないとしています。どのような調理器具を使おうと、高温では短時間、あるいは60℃以上で長時間調理すれば酵素は壊れますから、電子レンジだけをやり玉に挙げるわけにはいきません。 でも、酵素以外の栄養素を破壊したり、有害な物質に変化させる可能性があるのなら、なるべく使わないに越したことはありません。 他の調理器具で酵素の破壊を最小限に抑える調理は可能。電子レンジを使わなくても生活に困らないので、私は使用しません。 チン(珍)説続々・・電子レンジの害について調べていると、まあ、珍説が多いことにビックリ。いくつか紹介すると:
政府は電子レンジ使用食品の安全を「健康を害するものを政府が認めるはずない」と信じるのなら、電子レンジの使用を続ければいい。でもね、電子レンジで調理した食品の安全性のチェックなんて、国は一切やっていないし、これからもやらないでしょう。 発ガン性が確認されても、健康を確実に害すと証明されている成分が入っていても、特定の業界を守るために禁止に踏み切らず野放しにするケース、いくらでもあるんですから…。 政府はあなたの健康を守ってはくれません。あなた自身が賢くなり、自分、そして家族の健康を守るための判断をしてください。 |