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ヤセすぎ注意報お知らせします!

自分のベスト体重をめざそう!

ちょっと前に新年を迎えたばかりと思っていたら、もう、一年の折り返し月。年々、一日一日の時間が短くなっている気がしてしかたありません。

7月号から情報誌の大幅リニューアルということで、今月のナターシャ・タイムズは休む予定だったのですが、急遽、予定を変更。印刷所入れ目前に、「書くぞ〜!」ということに・・。

でも、いくらなんでも4ページはキツイ!従って、今回は2ページ。つねに私の予定は「未定でしばしば変更あり」。許してちょうだいネ。

体重が多くても太りすぎではない

体重が多いだけでは「肥満」といわないことを知っていますか。体内の水分量が多くなっていたり、筋肉が非常に発達している場合、体重はかなりあっても、太りすぎとか、肥満とはいえません。 肥満というのは、「体脂肪が過剰に蓄積」した状態をさします。あくまでも体脂肪の量が増加することで「太る」、体脂肪が減少することで「やせる」。体重そのものの増減ではないわけですね。

しかし、あなたが「やせたい」と口にするとき、体についている脂肪さえ落ちてくれば、たとえ体重が減らなくてもいいと思えますか?

体脂肪計が一般家庭にも普及したことで、体脂肪にたいする意識は確実に高まっています。「重視すべきは体脂肪」「筋肉を落とさないでやせるべき」と、ほとんどの人が頭ではわかっているはず。でも、いざ自分がダイエットを実行したときに体重の減りが少ないとガッカリするでしょう?たとえ体脂肪は減っていても・・。

いくら体脂肪率が数値的に理想範囲に入っていても、自分自身のボディ・イメージよりも自分が太く感じれば、やせたいと思うのが女心。

体重減というのは、やはり女性にとって永遠のテーマのようです。

あなたのベスト体重は?

体脂肪率を正確に測定するのは、実はとてもむずかしいこと。そこで医学の現場では、肥満の判定基準として、BMI(ボディ・マス・インデックス)を使って、標準に比べてどの程度太っているのか、やせているのかを判断しています。
計算方法は:
BMI=体重(kg)÷[身長(m)]2
肥満の判定基準によると、BMIが22のときに平均寿命が長く、有病率が低いということから、一般的にBMIが22になる体重を標準体重にしています。

つまり、あなたの標準体重をもとめるのであれば、身長(m)の二乗に22を掛ければいいということです。

とはいえ、いくら数字で何キロが標準といわれても、自分の体の状態に満足していなければ、なんの意味もありません。

プロポーションに満足かどうかだけでなく、体調がもっともいいと感じ、活動力も最高!と思える時があなたのベスト体重。標準体重やBMIに一喜一憂するのではなく、あなた自身のベスト体重をみつけ、その維持をこころがけましょう。

「願望体重」に 気をつけて

私がダイエット指導するようになって30年近く。それこそ数え切れないほど多くの方々の相談にのってきました。でも意外にも、本当に太った、いわゆる肥満の人はいませんでした。むしろ、バランス的にちょうどいいか、逆にもっと太った方がいいのでは、と思える女性達が、「痩せたい」とやってくるケースが圧倒的に多かったといえます。

テレビや女性誌などに登場するモデルさんのスリムイメージが頭を占領しているのでしょうか。とくに若い女性は、「ベスト体重」と「自分の理想体重」とはき違えているケースがよくみられます。

もちろん、職業その他の理由から、普通よりホッソリしなければならない人もいるでしょう。でも、もし標準体重より低めなのに、さらにダイエットをしようと思ったときは過度の「願望体重」にならないように気をつけなければなりません。

通常、私たちは自分自身の身体像を把握していて、自分にもっともふさわしい体型がどのようであるかを心にえがくことができます。ところが極度の「ヤセ願望」をもつと、細いものを細いと認識できない、細いものが太くみえる、または細いものがちょうど自分にふさわしいと感じるようになってしまいます。このような身体像にたいする基準、すなわちボディイメージのゆがみは拒食症(過食症)にみられる特徴です。

たんなるダイエットから拒食症に発展することはまずないでしょう。しかし、拒食症がすでにはじまっていて、その症状の一つとしてダイエットをおこなっているということは考えられます。

なかなか自分自身では判断がつきにくいので、まわりの人々の忠告にも耳をかたむけてください。深みにはまってからもがいても、そこから逃れることは、そう簡単ではありませんから‥。

ボディイメージがどんどん歪んで…

しばらく前になりますが、若いころ芸能界で活躍した女性からダイエット相談をもちかけられたことがあります。

テレビに舞台、CM出演、ポスター撮影、レコーディング。現役時代は華やかなスター生活を送っていた彼女。高校卒業後、東京に出てきてから、80kg以上あった体重を、死にものぐるいの無茶苦茶なダイエットで48kgまで落とし、芸能界へのデビューを果たしたのです。

当時の芸能界は、美人でスリムであることがスターの絶対条件。着せかえ人形のように、とっかえひっかえ用意された衣装を身にまとう。体にあわせて洋服をつくるのではなく、洋服にあわせて体をつくっていく。彼女のヤセ願望はどんどんエスカレートし、体重は43kg(身長166cm)になっていました。当時の彼女にとって、やせることはバラ色の人生を意味していたのです。

無謀なダイエットで急激に体重を落としていることから、体は猛烈にリバウンドしようとしていたはずです。でも、本人は必死にそれに抵抗し、食事を口にしないことで、なんとかのりこえました。

「体をこわしているんじゃないの?」と、昔からの友人や親戚にはずいぶんいわれたそうです。頬がこけ、目がくぼみ、それこそ、急激に老けこんでいく彼女をみながら、病気でもしているのではないかと心配していたのでしょう。

でも、自分では、そんな言葉をきくたびに、「やせてステキになったじゃない」といわれているように思えたそうです。実際、とりまき連中には、「いつも細くてキレイね。うらやましい」というようなことをいわれ続けていたといいます。

43歳で生活習慣病オンパレードに

浮き沈みの激しい芸能界のこと。彼女の人気は長くはつづきませんでした。おきまりコースのどさまわり。人気回復をねらってのヌード撮影。もちろんそんなものは、過ぎ去った栄光をよびもどすためには、なんの役にもたちませんでした。

私が相談をうけたとき、彼女は43歳。現役から遠のいたとたん、あっという間に体重は75kgになったそうです。肥満、高血圧、糖尿、肝臓障害との診断をうけていたばかりか、急激な体重増からか、腰をいためて大手術。歩くたびに腰骨のところが「すれて、すり減ってしまうような気がする」といっていました。骨粗鬆症もあるようで、5分と自分の足で歩いていられない状態になっていたのです。

医者にいけば、「まず、体重を落とすこと」と指示されるものの、彼女には、悪夢のダイエット経験しかありません。結局、わたしに泣きついてくるしかなかったのです。
「あの頃はスタイルいいね、やせてカッコイイね、なんて、みんなにチヤホヤされたけど・・・間違ったダイエットのため、この歳になってこんなことになるなんて、誰も教えてくれなかったから」
ポツンともらした言葉が、とても淋しげでした。

自分の理想体重をあまりにも低く設定し、体重をどんどん落としてギスギスにやせ、自分では美しくなったと思いこんでいても、健康を無視したツケはいつかポンコツ・ボディとなって、自分に必ずもどってきます

私はこれまでこの紙面を通じ、正しいダイエットの重要性を主張するとともに、多くのノウハウをお伝えしてきました。

ただ闇雲に「やせたい」と思うのではなく、まず、自分の体に対してしっかりしたイメージをもち、そのうえで私が伝授してきたこれまでのノウハウを活かし、あなたにとってのベスト体重をみつけ、そして維持にむかって正しい努力を心がけていただきたいと思います。

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