カロリー制限とはおさらば!ガンガン燃やして |
いかにカロリーカットをしていくかがダイエットの基本といわれます。 確かに、摂取カロリーが消費カロリーを下まわれば余分な脂肪は落ちます。しかし、現実にはカロリー制限のしすぎで、消費カロリーまで減ってしまい、思うように痩せられなくなっている人がほとんどなのです! カロリー制限の落とし穴低カロリー食をはじめると、面白いように体重が落ちていきます。ところが、だんだん減り方が鈍くなり、その内、どんなにカロリーカットしても痩せなくなって、少し食べただけですぐに体重増。そしてリバウンドまっしぐら。でもこれは、あたりまえなのです。 カロリーばかりに気をとられて食事制限をつづけると、必要な栄養素が供給されず、体は飢餓状態に。蓄えモードに切り替わり、生命維持のために脂肪を一生懸命蓄えます。これがリバウンドの正体。肌が荒れ、疲れやすくなるなどもすべて、慢性的な栄養不足による代謝ダウンがもたらすもの。必要以上の食事制限の代償は大きいのです。 摂取カロリーではなく消費カロリーに注目!
消費カロリーを増やすというと、「運動」を連想する人が多いのですが、人間がいちばんカロリーを消費しているのは、意外や意外、「安静時」。安静時に行われる代謝のことを『基礎代謝』といい、そのときに消費される熱量を、基礎代謝量といいます。 ただ寝ているだけでも、体温を保ち、呼吸をし、内臓を動かすなど、生命を維持するための活動に多くのエネルギーが消費され、その消費量は、なんと1日の消費エネルギー量の60〜70%!つまり、基礎代謝量をアップさせることこそ、健康的にスリムになる秘訣なのです。 基礎代謝量アップのカギは筋肉と肝臓基礎代謝で消費されるエネルギーの50%以上が肝臓と筋肉で使われます。低カロリー食によって消費カロリーが減ってしまう大きな原因は、栄養不足により筋肉が落ち、肝臓のはたらきが鈍ることにあるのです。 特に肝臓は、食事で取り込まれた栄養素の再合成を一手に担っているため、肝機能が低下するだけで消費エネルギーが減ります。また、体中の各細胞へ届けられるはずの栄養素が減ることで、体中の代謝プロセスすべてがスローダウン。エネルギーはますます消費されなくなります。 筋肉も肝臓もタンパク質で構成されていますから、基礎代謝量をアップし、消費エネルギーを増やすには、肉・魚・卵などのタンパク質を十分に食べることが第一条件です。 もうひとつの秘策肝臓と筋肉の基礎代謝量をアップさせるには、もう一つ秘策があります。『成長ホルモン』の分泌量が増えると、基礎代謝量が劇的にアップするのです。成長ホルモンは、生育が盛んな10〜20代にもっとも多く分泌され、組織の再生、細胞の修復などに使われます。 ところが、このホルモンは30歳を境に急減。すると、基礎代謝が低下し、脂肪が蓄積されやすくなり、老化を招きます。成長ホルモンは午後10時〜午前2時の間、就寝後1〜2時間ほどで分泌されますが、そのタイミングを狙って、特定の数種類のアミノ酸を組み合わせて摂ることで、分泌量がぐんと増えることがわかっています。 寝る前に摂るべきアミノ酸とは
オルチニンとアルギニンにカルニチンを加えれば、脂肪燃焼が加速し、シェイプアップ効果がぐーんとアップ!カルニチンは脂肪酸の燃焼に大きく関わり、心臓、肝臓、筋肉への脂質蓄積を防いでくれるため、ダイエットばかりか、アンチエイジングや生活習慣病の予防としても注目を浴びています。 これらのアミノ酸と体内で活用するためのサポート役、ビタミンC、B2、B6とを一緒に就寝前の空腹時に摂ることで、成長ホルモンの分泌量は10代レベルまで復活!また、運動時にも成長ホルモンが分泌されるので、運動前にも摂ると脂肪のエネルギー化がアップ! アミノ酸ひとつひとつは食材から摂取できないため、サプリメントの助けを借りましょう。 食べないダイエットは今すぐ卒業!賢く食べて、基礎代謝アップを目指し、健康的なスリムボディを手にいれてくださいね。 |