フルーツの酵素パワー

生のフルーツは、どんなものでも酵素が豊富に含まれています。しかし、これらに含まれる酵素類は、あくまでも、そのフルーツ自体が消化分解（自己消化）するためのもので、一緒に食べる他の食物を分解しません。消化のサポートをしたり、血液の浄化を助けるなど、美容・健康に役立つ酵素パワーを発揮してくれるのは、ごく限られた数種類。

消化吸収のサポートばかりでなく、消化器系疾患、花粉症、アトピー性皮膚炎、ケガなどの外傷、炎症性浮腫ほか、あらゆる急性および慢性病の治癒に働く酵素は、主として「プロテアーゼ」というタンパク質分解酵素のグループです。

プロテアーゼが多いフルーツくだものといえば、パパイヤ、パイナップル、イチジク、キーウィフルーツ、メロン（マスク、ハニーデュー）です。

肉類などを食べるときに一緒に食べれば、消化を助けてくれますし、カゼをひいたとき、体内に炎症があるとき、痛みがあるときなどには、プロテアーゼの多いフルーツとビタミンＣの多いものを組みあわせたジュースを一日数杯飲むようにすると、治癒が飛躍的にスピードアップします。腰痛の人も、プロテアーゼ＋ビタミンＣたっぷりジュースを毎朝続けているうちに、痛みから解放されていることに気づくはずです。（生ジュースを何杯もつくれない場合は、プロテアーゼが高単位含まれるウルトラ酵素と、ウルトラCエスターのコンビを…）