医者は教えてくれないあなたにとって、食べちゃ〜ダメ食品 |
医者は食べ物についてもよ〜くわかっている、なんて思ったら大まちがい。医者は病気治療のプロですが、健康のプロではありません。病気治療・薬の処方のスペシャリストであっても、食事法や栄養素について詳しいわけではないのです。「健康にいい」とされる食品だって、あなたには逆作用するケースもあるのです。自分にとって避けるべき食品がなにか、キチンと把握しておきましょう。 どのようなトラブルの場合でも、砂糖をシャットアウトし、加工食品を極力控え、生ものの比率を多くする、よく噛んで食べるなどは共通して重要ですが、次のことにも気をつけましょう。 消化性潰瘍などのトラブルを抱えるあなたは・・* 塩と砂糖は控える。これらは、胃酸の生産を増やします。 * 牛乳は飲まない。牛乳は一時的には胃酸を中和してくれますが、その後、より多くの胃酸の分泌を促してしまいます。 * ペパーミント、スペアーミントはさけます。また、香辛料、タバコ、トマト、タマネギ、柑橘系のフルーツやジュース、揚げ物は控えます。 * カフェイン、アルコール、炭酸の含まれるものは飲まないこと。また、熱い飲み物などは、さましてから飲むようにしましょう。濃い緑色の葉野菜やキャベツのジュースはおすすめです。 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)のあなたは・・1月号では、甲状腺機能低下症(橋本病)で食べてはいけない食品を取りあげましたが、バセドウ病の場合は、まったく逆。甲状腺ホルモンの過剰生産を抑えなければなりませんから、 * 大豆やブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ、ケール(青汁によく使われている)、ホウレン草、カブ、モモ、ナシなどは十分に食べる。 * 3ヶ月間は乳製品をさける。また、刺激物、コーヒー、茶、ニコチン、清涼飲料の類はさけます。 * サプリメントとしてウルトラ酵素のほか、マルチビタミン&ミネラル、高含有のビタミンB群が必須。その他ビタミンC、プリムローズ、OPCプラスなどが役立ってくれます。 腎臓/膀胱のトラブルを抱えるあなたは・・* アルコール、炭酸のはいった飲料水、コーヒー、チョコレート、加工食品、砂糖はさけること。 * 柑橘系のフルーツも御法度です。また、鉄分および亜鉛が過剰にならぬよう、気をつけてください。 * クランベリージュース(100%ピュアーなもの)を飲むのがグッド。これからの季節であれば、すいかジュースを。赤い果肉部分だけでなく、シマシマ模様の皮も一緒にジューシングするように。 肝臓にトラブルを抱えるあなたは・・* 生や半調理の魚介類、甲殻類は食べないこと。タラ、メバル、鮭、イワシ、青い色の魚1週間に2回以上食べないように。 * 肝臓の組織の半交代期は早く、組織の更新のために必要とするタンパク質量は多いので、良質タンパク質の補給および各種ビタミン類、特にビタミンB2が十分量必要です。 リュウマチ、ヒザや関節のトラブル* ピーマン、ナス、トマト(ジュースもだめ!)、ジャガイモは食べない。 * 柑橘系の果物やジュースは飲まないように。パパイア、パイナップル、キーウィ、いちじく、メロンの4種は、朝食や空腹時のおやつなどに積極的に食べるようにするとグッドです。 * 牛乳、カフェイン、パプリカ、塩、たばこ、砂糖を含む食品は口にしない。 * 鉄分を含むサプリメントは避ける。関節の痛みや腫れ、関節破壊と関連する可能性があります。 |