アメリカで流行しているという「低炭水化物ダイエット」について、教えてください。「あるある大事典」でもやっていましたよね |
「低炭水化物」は完全にトレンドに以前、ナターシャタイムス(2004年3月)でも取り上げたとおり、アメリカでは「アトキンズ」に代表される低炭水化物ダイエットは一時的な流行というより、完全なトレンドになっています。 そもそもアトキンズダイエットとは、脂肪の多い赤身の肉やベーコン、チーズのような乳製品や卵を無制限といっていいほど食べていいかわりに、パンやジャガイモ、パスタといったデンプン質や果物などの炭水化物を徹底的にカットするというもの。これについては賛否両論、議論も多く、アトキンズ博士が昨年3月に72歳で亡くなってからは、アトキンズダイエットそのものは下火になりつつあります。 しかし、高タンパク・低炭水化物ダイエット人気は続いており、パンやパスタの売上は著しい落ち込み、逆に卵や肉の消費量は、飛躍的にのびて続けているのです。 「ブドウ糖を控える」は常識「低炭水化物」という概念そのものはダイエットとしては古いもの。 やせるには、”体脂肪の原料“を控えるしかありません。体脂肪の原料といえば、主としてブドウ糖。つまり、ごはんやパン、パスタ、ドーナツ、菓子類などの糖質類が中性脂肪に変化し、脂肪細胞内にどんどん蓄積する主犯ですから、やせるにはこれらのカットが鉄則です。昔っから、ダイエットといえば、まず主食カットが当たり前でした。 ただ問題が一つ。脳のエネルギー源はブドウ糖だけということです。ブドウ糖の供給が途切れたら、わずか数分で脳の働きは完全に停止してしまうのです。そんなことになっては大変!そのため、食物からブドウ糖の確保ができないときには、肝臓がブドウ糖をつくって脳に送るという仕組みが働くのです。 その時ブドウ糖づくりの材料となるのはアミノ酸。つまり、食事からの糖質をカットするとタンパク質の必要量が増える…高タンパク質の確保が必須になる、ということです。 重要なのは高タンパク質もし、タンパク質の摂取が不十分だったら?生体は、脳をはじめとする主要な器官を守るために、筋肉からタンパク質を”切り出して“ブドウ糖の原料にします。筋肉が消耗されるため体重は減りますが、肝心の体脂肪は減りません。また、確実にリバウンドします。疲れやすくなったり、頭がフラフラもします。代謝プロセスにも支障が出ますから、老化も早まります。 現在アメリカでトレンドになっているダイエットは、まさにこうしたことが考慮されていて、「低炭水化物」とはいっても、本質的には高タンパク質ダイエットなのです。 一方、「あるある〜」で紹介していた低炭水化物ダイエットは、単純に炭水化物を減らすだけ。 「脳は1日約90gのブドウ糖が必要なので、脳に必要な分だけはとってよい」など、ポイントを3つあげていましたが、結局は主食やお菓子を減らすだけで、タンパク質に対する配慮は全くなし。「アメリカで大流行!」といいながら、アメリカのLow-Carb Dietとはまったく違うものでした。 NS式は究極の低炭水化物ダイエットブドウ糖をまったく食事からとらなくても、エネルギー+タンパク合成のために必要なタンパク質を100%確保することができれば、それがもっとも早く脂肪を確実に落とす方法であることは間違いありません。 でも、実生活でそれは不可能。一切炭水化物を食べず、タンパク源となる食物だけを腹一杯食べても、必要なタンパク質量を確保するのは難しいからです。しかも、タンパク質だけを食べているつもりも、抱き合わせで、かなりの量の糖質や脂肪をとってしまうことになるからです。 ちなみにNS式ダイエットは、通常の食物を食べないということでは、ファスティング・ダイエットの一種ですが、アミノリアルとBFスレンダーを使うことで、糖質を最大限カットしながら、正常な代謝活動に必要なタンパク質を100%確保でき、究極の「低炭水化物ダイエット」になっているんですよ! 「3日間」にこだわらず、夕食だけ、週1日だけ、あるいは糖質をカットして、その分アミノリアルとBFスレンダーを飲むようにするなど、あなたに合った、「低糖・高タンパク」の正しい「低炭水化物ダイエット」を工夫していただければと思います。 |