食品の裏側を暴く!

あったかおでんの練り製品

 
寒い季節、鍋物が恋しくなりますね。コンビニに入ると、ふわ〜っとおでんのいい香り。お腹がすいているときには、つい買ってしまうこともあるでしょう。

けれども、このおでんにはこんな秘密が!

表示義務がない隠し添加物

おでんは、ちくわやゴボウ天などの練り製品をたくさん使います。これらの食品表示を見てみると、意外とシンプル。ちくわだと、原材料は「魚肉(たら、その他)・でん粉・はっ酵調味料・食塩・砂糖・植物油脂」、添加物は「調味料(アミノ酸等)」となっています。

最近では無添加を謳う練り製品が増えていますし、この表示を見る限り「あら、添加物は入っていなくて安心ね」なんて思ってしまいますが、そこが落とし穴。魚のすり身の時点で添加物を加えていると、練り製品に食品表示をしなくてもいい決まりになっているのです。

また、最近ではソルビン酸などの合成保存料に変わる鮮度保持剤が出てきています。練り製品に直接加えるのではなく、水に加え、その上澄みを練り水として使用するもので、これも食品表示の必要がありません。

原材料は中国産

原材料の表示は、多く加えられているものから書く決まりになっているのですが、すり身の次にやってくるのが「でん粉」です。これは増量剤として加えられているもので、全体の20%を占めます。魚のすり身の量は約40%。そして、原材料として書く必要のない練り水(調整水)が約30%というのが、一般的な練り製品の配合です。

魚のすり身の多くは中国産ですが、増量剤のでん粉にも中国産の小麦グルテンが使われていた可能性も否定できません。中国産の小麦グルテンに大量のメラミンが混入していて、それ入りのペットフードを食べたペットが大量死した事件も米国でありました。現在では厚生労働省によって輸入・加工業者による自主検査が促されていますが、今でもまだ新たなメラミン混入食品が見つかっており、練り製品には今のところ見つかっていないからと安心はできません。

しかし、これも原材料の産地表示義務がないため、消費者が見分けることができないのです。

なぜか具が浮くコンビニのおでん

コンビニのおでんは、店頭で煮て販売されているので、ほこりや虫の混入は避けられないようです。(一部ふたをつけたコンビニもあるようです)

また、コンビニに納入するおでんダネは、8時間以上浮いていることを要求されます。この「8時間」というのは、おでんダネやだしを交換し、鍋を洗う周期のようです。けれども、魚のすり身が汁を大量に吸えば、沈んでしまうのが普通。そこで登場するのが添加物なのです。

すり身にリン酸塩を加えると、8時間浮いているおでんダネができあがります。すり身に加えると原材料表示の必要がないので、コンビニ自体にも添加物が入っているかどうかの判断ができないということです。

 

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