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THE REQEST 第16回

腎臓トラブルに必要な栄養素

教えてください

最近、腎臓のトラブルに関するご相談が多いのですが、「腎臓に負担をかけぬようにタンパク制限をしている」という方がほとんど。でも、タンパク制限は、とりくみ方を間違えると、むしろ逆効果になります。
  腎臓はタンパク質であり、絶えず壊されては、つくりなおされています。つくりなおすときに材料が足りなかったら、前よりも粗末な腎臓ができあがります。粗末な腎臓は、機能が低下してあたりまえです。
  本当に重要なのは、アミノ酸バランスの悪いタンパク食品を口にすることを徹底的に避け、バランスのいい良質タンパク質の確保に目を向けることです。

良質でないから問題

一般的に医療機関で、例えばIgA腎症の患者さんにすすめる食事療法は(食塩7g、摂取カロリー35〜40kcal/体重1kg、タンパク質0.6〜1.2g/体重1kg)です。私が健康維持、あるいは健康レベルアップのためにすすめるタンパク質摂取量は1g/体重1kgですから、一般的にすすめられているタンパク制限の範囲内です。

また、私はタンパク質の良質度を重視します。"良質"というのは、体が要求する必須アミノ酸のアミノ酸量と同じ比率になったアミノ酸を含むタンパク質のことです。どのアミノ酸も過不足なく、理想のアミノ酸バランスになっていることが要求されます。

ちなみに、プロテインスコア100でないタンパク質をとると、アミノ酸の過不足がおこります。これが問題。過剰なアミノ酸は原則として腎臓で尿素にかえられ、トイレいき。しかも、この物質には毒性があるのです。

過剰なアミノ酸があるということは、他のアミノ酸が不足ということ。
ある1つのアミノ酸が不足すれば、あとの19種類は過剰ということで、これが処理対象となり、腎臓に大きな負担がかかります。腎臓の機能低下などがある場合、タンパク質がよくないといわれるのはこのため。本当の意味で良質でなければ、問題が発生するからです。

腎臓トラブルにも酵素

日本の慢性腎炎の半数はIgA腎症といわれます。

IgAという抗体は、のど、気管支、腸などの粘膜を外敵から守っていますが、この障壁が弱いと、粘膜に感染した病原体の一部とIgAが免疫複合体をつくって血液中にはいり、腎臓に流れつきます。

粘膜感染をくり返すことで腎臓にはどんどん免疫複合体がたまっていきます。酵素療法では、こうした免疫複合体を酵素で分解する方法がとられます。

血液中の汚れは腎臓に負担をかけますので、複合体とともにこうしたゴミの分解を目指すには、麹菌由来の酵素摂取が、非常に有効とされます。

また、食事と一緒に酵素を摂れば、栄養素がきちんと体内で有効利用されるようになり、トラブルを起こしている個所のリフォームをすすめてくれます。

やっぱり基本のビタミンC

栄養療法では、腎臓疾患においては、ビタミンCは
1日なんと10g!!を数回に分けて摂るように
指導します。ビタミンCは抗酸化作用に優れているばかりでなく、炎症を抑え、腎臓の機能を正常化して、利尿効果をあらわすからです。
  ここまでの多量摂取は、栄養療法に詳しい医師の指導で行うべきです。ビタミンCはいくら摂っても副作用はないので(若干下痢気味になる程度。Cエスターであれば心配なし)、1日何回かにわけて摂ります。やめるときには、いきなりやめず、徐々に量を減らしてください。
アミノ酸バランスのいい超良質タンパク質、麹菌由来の酵素サプリ、ビタミンC。この3つをうまく食生活にとりいれることが、腎臓トラブルを抱える方々の健康レベル向上には必要です。

その他:

*腎臓関連の疾患にはクランベリージュース200ml〜240mlを一日3回飲むといいでしょう。甘味料(その他添加物)を使っていない100%ピュアなものを選びましょう。
*生ジュースは、ニンジン、セロリ、パセリのコンビネーションがグッド。かならずジューサーを使って。生ジュース絶食は腎臓疾患にも有効ですが、ジュース療法に詳しい医師の指導下で実行を。

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