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コレステロール不足が

寿命を縮める!

健康情報は歪められている 第三弾

マインドコントロールされてる一般消費者

健康にとって最悪なトランス脂肪酸カットには全く目を向けず、コレステロールカットをうたった食用油ばかりが最近もてはやされているようです。国民の大多数が「コレステロールが悪者」と、マインドコントロールされてしまっているからでしょう。周りを見回してみると、コレステロールカットを全面に打ちだした製品があっちにも、こっちにも、所狭しと積み上げられています。脂質の代謝に何の問題もない人まで、このようなものを「予防」と称して使っていたら、ガンと脳卒中で自らの命を縮めているようなものなのに...。

コレステロール値が高いと生活習慣病になりやすい」と医師に脅かされれば、それ、食事制限だ〜、やれ、コレステ・カットの健食だ〜、降下剤使ってどんどん下げろ!!そんな気になってしまいます。

ここに製薬会社や各種食品会社がつけ込むことになります。コレステロール対策をうたい文句にした健食や薬品のコマーシャルをどんどん流します。健康番組では、いかにコレステロールが動脈硬化の原因になるとか、やれ心臓病だ、脳梗塞だ、突然死だとか、こわ〜い情報を次から次へ流します。そこで、日本人あげて、「コレステロールは怖い」、「コレステロールこそ生活習慣病の凶悪犯」と信じ込み、せっせとコレステロールカットに励んでいるわけです。

今日の「コレステロールカット」ブームは、明らかに行き過ぎです。でも企業側からいえば、コレステ・カットさえキーワードにすれば商品が売れるんですから、こんな楽な商売ありません。

コレステロールは体にとって重要物質

コレステロールそのものは怖いものどころか、体にとって必要なもの。アメリカ人並みに高いコレステロール値であれば、心疾患のリスクファクターになるのは事実です。でも実際問題、日本人の場合、コレステロール値が高い人の方が寿命が長く、逆にコレステロール値が低いほど短命。また、低コレステロールがガンや脳卒中の発生リスクを大きくする。これらのことは、多くの信頼のできるデータで証明されているのです。

にもかかわらず、今のように国民全体がコレステロールカットということで足並みを揃えたら、日本人絶滅の危機!なんていうことになってしまうのではないかと、本気で心配になってきます。

コレステロールそのものが動脈硬化をおこすわけではありません。直接生活習慣病を引き起こすものでもありません。それどころかコレステロールは体にとって必要不可欠な重要物質。これがなければ、健康な肉体を維持することができません。

コレステロールは細胞を作るときに必要な材料の一つです。不足すると、新しい細胞を正しく作ることができなくなってしまいます。コレステロール不足がガンを招きやすいのは、細胞膜が弱くなり、その部分がガン化しやすいからです。

コレステロールは体内の重要な各種ホルモンの材料であるほか、いくつもの重要な役割を担っています。体が必要とする量も多いため、体内でも多量につくられていて、肝臓で合成されるコレステロールの量は、食事で摂る量の四〜五倍にもなります。

食品から入ってこなければ足りない分は肝臓で合成されます。つまり、食べるものからコレステロールをカットしても意味はないのです。それどころか、肝臓でつくられる場合、代謝の過程で多量の大悪党集団、活性酸素が発生することになります。

低コレステロールでは老化が進み、ガン、脳卒中に!

健康のために動物性脂肪を控え、コレステロール摂取を減らしているつもりが、何のことはない、体内で活性酸素を暴れさせ、老化を促進させているだけ。コレステロールを含む食品を食べることは、肝臓の仕事を助けることにもなり、ひいては活性酸素の発生を抑えることにもなるのです。

日本人の三大死因といわれる、ガン、脳疾患、心疾患臓病の死亡率が全体の半分を超えるきわめて高い値を示し、特に男性のガンと女性の脳卒中の割合が高くなっています。しかし、コレステロール値が高いほど死亡率が上昇する心疾患は、他の先進国と比べたら日本は圧倒的に発生率が低いのです。しかも、心疾患による死亡率は三十年前に比べ増えているどころか、むしろかなり低下しているのです。

ナターシャタイムズ前号に日本とアメリカとの平成12年度三大死因死亡率を掲載しましたが、もう一度見くらべてください。コレステロール値が高いと増える心疾患は少なく、コレステロール不足によってもたらされるガンや脳卒中がアメリカより圧倒的に多いということは、日本人はむしろ、コレステロール不足傾向にあるといえるのではないでしょうか。

コレステロールじゃないよ、活性酸素だよ

コレステロールが悪者のレッテルを貼られたのは、 アテローム性動脈硬化が怖いということから。アテロームは動脈壁から血管にコブのように突き出てくるため、血管内は狭くなり、血流はよどみ、血栓もできやすくなります。脳梗塞の原因ともなる厄介者です。

このコブを調べたところ、中にコレステロールがたまっていたために、コレステロールが凶悪犯罪者のように扱われるようになりました。ちなみにコレステロールは動物性食品にだけ含まれるので、動物性脂肪が目の敵にされるわけです。

コレステロールは体の機能にとって極めて重要な存在で、多くの役割を持っています。この重要物質が体内必要な箇所に間違いなく届けられるよう、コレステロールは肝臓で宅急便のパッケージみたいなものに包まれます。丁寧に梱包された状態でコレステロールは血液の中を流れ、必要とされる細胞に配達されていきます。

このパッケージにはいくつか種類がありますが、その中でよく話題になるのが善玉HDLと悪玉LDL。これらはいずれもコレステロールそのものの種類ではなく、コレステロールを梱包したパッケージのこと。

LDLは肝臓から発送されてコレステロールを必要とする組織へ運び届け、HDLは、組織でだぶついたコレステロールがあれば、それを回収して、元の肝臓へ持って帰る役割を持っています。LDLにしろHDLにしろ、それぞれの任務を忠実に果たしているのですから、善玉、悪玉などと呼ぶこと自体おかしいのですが...。

さて、コレステロールが問題になるのは、この梱包パッケージが壊わされたとき。血管の中を移動しているときに活性酸素に衝突すると、パッケージは酸化され、壊されます。積み荷のコレステロールも酸化され、血管中にばらまかれてしまいます。


「ゴミ」の処理が問題

ここに登場してくるのが、掃除機のようなマクロファージ。散乱した荷物を片づけようと自分の中に取り込んでいきます。ところが、酸化された“ゴミ”が多すぎると、マクロファージの働きだけでは間に合いません。そこで血管壁にある平滑筋の細胞も手助けを始めます。酸化されて不良品になったコレステロールをマクロファージや平滑筋細胞が取り込むことによって生じるのがアテロームになっていくのです。

コレステロール自体は体にとって貴重な資源。だからこそ、大事に梱包されて運ばれるわけで、正常に運ばれている限り全く問題はないのです。問題は活性酸素によってパッケージが破壊されて、コレステロールが本来の流通経路からこぼれてしまうこと。そして、ゴミになったコレステロールが速やかに体外に出ていってくれないこと。つまり、活性酸素対策をきちんと行うと同時に、梱包がほどけたコレステロールを体外に連れ出してくれる栄養素の摂取を考えればすむことなのです。

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コレステロールカット」の大合唱は、そのほうが多くの企業にとって、莫大な利益を得るために都合がいいから。実際には、「動物食品を食べない」、「コレステカット油を使う」、「クスリを飲む」などでは問題解決になりません。体内の出来事を無視した方法では、健康になるつもりが、むしろ体のバランスを崩してより深刻な事態を招いてしまうのです。

繰り返しますが、コレステロールは体内で非常に重要な役割を担っています。それを単に「生活習慣病の犯人」と扱う企業のコレステ・カット商戦に、踊らされないで下さいネ。

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