JHNA健康通信バックナンバー

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第53号 高血糖で脳の萎縮がすすむ!

大分市の高層(?)ビル最上階のペントハウスでマウス片手にメルマガを書いている
ホリスティック栄養学修士&酵素栄養学スペシャリストのナターシャ・スタルヒンです。

前回のつづきで、ビタミンCがどれだけ必要なのか、何をもとに計算しているかをお伝えする予定だったけど、なんと!その資料を東京に忘れてきた~!

いつもの忙しさプラス年末のあわただしさで私のドジぶりはよりパワーアップするのサ。

さあ~それでは、今日も元気に、いってみようか~っ♪


☆ 脳の萎縮がすすむ!
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というわけで、今回は急遽、最近発表された、血糖値と脳の萎縮について、みていきましょう。

自分の血糖値に対して無頓着の人がと~っても多いのだけど、医師に指摘されることもないような、低い血糖値であっても、体内での糖化がすすみ、老化が促進。

体にさまざまトラブルが発生してくるって、これまで、くりかえし書いてきたよね。

そして、最近あきらかになったのは血糖値が高いと(糖尿病ではなくても)、脳の萎縮が進みやすいってこと。

これは、オーストラリア国立大学キャンベラ校のCherbuin博士らの研究によってつきとめられたの。

この研究は、平均年齢63歳の266人を対象におこなわれたのだけど、まず、空腹時血糖値が110mg/dl 以上の人は除外され、 脳のMRI検査が、最初と4年後におこなわれたの。

その結果、血糖値と脳の体積との関係があきらかになって、「正常範囲でも血糖値が高めのグループ」では、4年間に6~10%の脳の海馬と扁桃体の萎縮がみられ、1年に約2%ずつの脳の萎縮があることがわかったのね。

血糖値が高いと血液凝固異常、高血圧、糖尿病、心血管障害などがおこることは知られているけど、高血糖によって引きおこされる脳の萎縮が、脳血栓などの脳血管障害リスクをも高めている可能性があるわけね。


☆ 血糖値には注意をはらおう!
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血糖値が正常範囲であっても、高めの状態がつづけば脳の萎縮が進んでいることが考えられるわけだけど、「血糖が危険になりはじめるレベルは?」との質問に対して、Cherbuin博士は、「仮のラインとしては、92mg/dLといえる。しかし、海馬の萎縮は、すべての血糖レベルでほぼ均一であったので、正確なラインを示すにはさらなるエビデンスが必要」って、いっているのね。

「空腹時血糖値は70~85mg/dLが理想でそれ以上になると、心疾患の発生確率もグ~ンとアップする」って、お伝えしたことがあるけど、
https://jhna-health.news/entry/044-glycation-progress
 
脳の健康維持にも、そのラインを維持するのが良さそうですね。

今回の研究は、60歳以上の人を対象にしたものだったけど、もっとず~~っと若いあなたも、無関心でいるわけには、いかないわよっ!

ご飯・パン・麺類などの糖質類を主食としてしっかり食べ、別腹で、スイーツもたっぷり、な~んていう食生活では血糖値をうまくコントロールできない身体になっちゃいますよ~っ!

しかも!

40歳を過ぎると、体内での酵素や抗酸化物質の合成力が半減するといわれているから、自然の老化以上に、自分のからだを老けさせてしまうことになるのよ。

血糖値は高くないし(またはわからないし)とくに自覚症状もないから・・・

なんて、のんびりかまえていたらダメ。

自覚症状でたときには、もう遅いんだから~っ!

病気を寄せつけることなく、いつまでも若々しい、ナイスボディを保つために、血糖値には、常に気をつかうようにしたいね。

米国で、いま一番話題になっている血糖値コントロール&糖化ケアサプリは、
https://iherb.co/ptZYFpB


今日の授業は、これで終り。

それでは、起立~~っ!

礼 <(_ _)> 。

解散~~ん!!


☆ あとがき
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も~、い~くつ寝ると、お正月♪

今年も、いよいよカウントダウンにはいりましたね。

あなたにとって、今年は、どんな一年でしたか?

私にとっては、大きな転換期でした~。

昨年、主人が亡くなってから、あらためて「人生」というものを考えてみて、大決断をしたんですよ。

それが、どう転んでいくかは、来年以降のお楽しみ。

久々に、ワクワク感を味わっています。

これからますます寒さが厳しくなってきます。

毎日、体調には十分に気をつけてお過ごしくださいね。

ご家族共々、よい年をお迎えください。

あなたが、最高の健康を手にいれ、末永くハッピーでいられますように…。


2012.12.18
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