JHNA健康通信バックナンバー

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第106号 大豆食品を過信しない

 

   最高の健康を手に入れよう!   106号
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 ●  J H N A 健 康 通 信   
 ○                   
 ● 最新のホリスティック/ストレス栄養学で
 〇 いつまでも若々しく、健康&ハッピーに!
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 このメールマガジンは、
 *健康情報が多すぎて何を信じたらいいのか
  わからない。
 *体のどこも悪くない、健康のはずなのに
  体調がすぐれない。
 *実年齢より、10歳若がえりたい!
 *とにかく、健康レベルをアップさせたい!

   そんな、あなたのためにお届けします。 



 あ~ぁ。また、すでに読んだ
 雑誌を買ってしまった、

 ホリスティック栄養学修士&
 酵素栄養学スペシャリスト
 ナターシャ・スタルヒンです。

 ランチを食べにいくのに、
 食事が出てくるまでの間に
 読もうと、

 近くの本屋さんに入って、
 パッと目についたマンガの
 ゴルフ雑誌を購入。

 いざページをめくりはじめて
 みると、あれっ?あれ~~っ??

 前に買った雑誌だ~~っ!

 その損した金額でデザート
 食べられたのに~と思ったら、

 悔しくてたまらなかったのサ。

 それでは、今日も元気に
   いってみようか~~っ♪


 ☆ 複雑な植物エストロゲン作用
 ★☆--------------------------

 私たちの身の回りにあふれかえり、
 大切なホルモンバランスを乱す
 キセノエストロゲン。

 今回は、その仲間、フィトエストロゲン
 (植物エストロゲン)について…。


 フィトエストロゲンは、その名称の
 とおり、植物がつくりだす、天然の
 エストロゲン。

 大豆、全粒の小麦、ヒラマメ、デーツ、
 海藻、米、亜麻仁油、豆スプラウト、
 ザクロ、サクランボ、コーヒーなどを
 はじめ

 300種類以上の植物がフィトエストロ
 ゲンをつくりだすことが分かっている。

 パセリやガーリック、ターメリック、
 ブラックコーシュ、レッドクローバー
 などは、

 よく知られるハーブ系のフィト
 エストロゲンね。

 天然のエストロゲン様化合物は、
 20種類くらい見つかっているけど、

 エストロゲンと同様の作用をする
 ものもあれば、逆にエストロゲンを
 ブロックするように働くものも・・。

 なかには、体内のエストロゲンを
 減らすものやデトックス作用が
 あるものまであるの。

 さらに複雑なことに、その植物の
 成長段階、収穫の季節、育った場所、
 土壌に含まれる

 栄養素含有量などによっても
 その作用は、ちがってくる。

 もっといえば、そのフィトエストロゲンを
 摂取する側、つまり、あなた自身の

 消化力や腸内細菌の状態、体内の
 酵素活性度などによっても、
 その作用はかわってくるの。

 なので、一口にフィトエストロゲン
 といっても、あなたの体にとって
 プラスの作用をするのか

 またはマイナス作用してしまうかは、
 一概にはいえないのね。


 ☆ 大豆製品を過信しない
 ★☆---------------------

 よく知られるフィトエストロゲン
 といえば、大豆に含まれる、
 イソフラボンかしらね。

 イソフラボンを含む大豆食品は
 乳がんリスクの軽減、心臓病の
 予防、閉経後の骨粗鬆症の軽減他

 プラスの効果がいくつか証明
 されているけど、

 一方で、マイナス要因/危険な
 影響があることも数々の研究で
 裏づけられている。

 ここでそれらすべてについて
 お伝えできないけど、

 通常の大豆に含まれるイソフラボンは
 アロマターゼ(覚えているかな?)の
 生産を増やすことで悪玉エストロ
 ゲンを増加させちゃう。

 エストロゲン受容体と結合することで
 まさにエストロゲン様作用もするし、

 (閉経後は有利に働いてくれるけど、
  その時期以外には困った問題も…)

 発酵した大豆以外は摂取しないほうが
 いいと警鐘を鳴らす研究レポートも
 多いの。

 イソフラボンばかりでなく、
 大豆にはタンパク質分解酵素を
 阻害する物質が含まれ、

 タンパク質の消化が妨げられる
 ことで、アミノ酸不足→ホルモン
 づくりに支障がでる可能性も…。

 また、大豆にヘマグルチニン
 という、赤血球を凝集させる
 物質が含まれるため、

 酸素や栄養素が体のすみずみまで
 届きにくくなる。

 さらに、大豆は“ゴイトジェニック”。

 甲状腺ホルモンの取り込みを
 阻害するともいわれているし、

 フィチン酸が、鉄分や亜鉛などの
 ミネラルの吸収を妨げたりもするの。

 (健康にいい!と信じられている大豆に
  こんな裏の顔もあるのだ~っ!)

 こうした大豆のマイナス面は、
 発酵というプロセスを経れば、
 ほぼすべて取り除かれる。

 大豆を発酵することにより、
 イソフラボンは3分の2減るし、

 最初の分子より安全な形に
 なってくれる。

 大豆を発酵させることによって、
 大豆に含まれる酵素阻害因子が消え、
 逆に消化酵素が増え、

 含有ビタミン量も増える。
 (たとえば納豆では、脂肪分解酵素が
 グ~ンと増え、ビタミンB群は5倍に!)

 フィチン酸も消えてくれる。

 大豆製品を食べるのであれば
 豆腐や豆乳ではなく、

 発酵食品である納豆やテンペを
 選ぶようにしたほうがいい、
 ってことねっ!

 テンペは、まだ一般的ではない
 けれど、ググってみると、レシピも
 た~くさんでてくるよっ!

 いくら発酵大豆食品がいいといっても、
 食べ過ぎるようなことはしないでね。

 どんな食品でもそうだけど、
 適度がベスト。

 タンパク源として、大豆製品に
 偏ることなく、肉や魚、卵なども、
 ちゃ~んと食べるようにね。

 ちなみに、エストロゲン受容体-
 陽性乳がんの人は、すべての
 大豆製品を控えたほうがいいと
 いわれている。

 気をつけてね。


 今日の授業は、これで終り。

 それでは、起立~~っ!

 礼 <(_ _)> 。 


 解散~~ん!!


 ☆ あとがき
 ★☆-------

 前号で、首中湿疹だらけになった
 話しをしたら、お見舞いメールが
 どど~っと届いた。。

 心配おかけしちゃったね。
 ごめんね。

 実は、あのあと、けっこう
 大変だったの。

 薬に頼るのはイヤなので、ゴボウの
 煎じ汁を飲みまくったり、サプリの
 ビタミンEを

 首と顔中、塗りたくったりして、
 少しずつは良くなっていた。

 でも、もっと早く一気に治したかった
 ので、押し入れにしまい込んであった
 可視光線の治療器を使うことにしたの。

 この治療器は、ありとあらゆる疾患に
 効果を発揮してくれる優れもの。
      
 目的に応じて2種類のカーボンを
 あわせて光線を発生させて治療を
 していくのね。

 これを使いはじめたら、肌の改善
 具合は超スピードアップしたけど、

 翌日、映像企画の打ち合わせ!と
 いうとき、顔にブツブツが残って
 いたらマズイと思い、

 通常では使わない、最も強烈な
 カーボンの組み合わせを用いた…。

 10分程度(いつもの半分)の照射で、
 残っていたブツブツは、みるみる
 消え去り、

 す~~っかりキレイな肌が
 戻ってきた~♪

 ところが数時間たってから顔が
 ほてりはじめ、目の下から
 アゴまで真っ赤っか~に…!

 ヤケドしちゃったような状態ね。
 (そんなに熱く感じなかったけど…)

 冷たいタオルを何度もかえながら
 何時間も冷やし、赤みが引いて
 くれることを祈りながら就寝。

 朝起きたら、少しだけ赤みは
 薄くなったけど、まだまだ、
 リンゴのほっぺ。

 結局、大事なミーティングには、

 真っ赤なチークを異常に塗りすぎた
 超~ハデハデおばちゃん顔で出席。

 湿疹が多少残っていても
 そのほうが、ず~っと、

   マシでしたから~~っ!
   (今は、もとの肌に戻ってま~す♪)


 あなたが、最高の健康を手にいれ、
 いつもハッピーでいられますよ~に・・。


 2016. 2. 2
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 ■発行者:
 Japan Holistic Nutrition Association(JHNA)
 一般社団法人
 日本ホリスティックニュートリション協会

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