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最新ダイエットは、
ごはんを食べること?


某テレビ番組で最新のダイエット法ということで、「ごはんを食べるダイエット」を紹介していました。エド・はるみさんが実践して4.6sの減量に成功したとか…。これは黙っていられない!今回特別に1p限定で、『ナターシャ・タイムズ』復活です!

ごはん好きの人にとっては、たまらなく嬉しいダイエット法ということになるのでしょうけど、これを真にうけて、ごはんの量を今以上に増やすようなことをしたら、体内外の老化をすすめることになってしまいますよっ!

30年以上前に大ヒットしたダイエット法

日の丸弁当「歴史は繰りかえす」といいますが、ダイエット法も例外ではないですね。テレビでは、「最新」といっていましたが、実は、私が美容・健康業界にとびこんで最初に書いた本が、『ごはんを食べてやせなさい』。つまり、34年前には私自身、ごはんダイエットを指導していたのです!

ごはんはシンプルな糖質なので、3大栄養素(糖質、タンパク質、脂質)のなかで、もっとも“燃え”やすく、クリーンなエネルギー源といえるもの。それに、ごはんそのものは低カロリーですから、理想的なダイエット食ということだったんですね。

当時、ごはんを食べるダイエットをすすめていたのは、料理研究家の鈴木その子さんと私。その子さんは、高糖質・低タンパク・徹底的な脂肪カットの食事を提唱して一世を風靡しましたが、68歳(まだ若い!)で肺炎で亡くなりました。

私のほうは最初の本を出版したあと、ホリスティック栄養学や遺伝子(分子)栄養学に出あい、酵素やタンパク質を最重要視すべきことや、ごはんダイエットの重大な欠陥に気づかされ、大きく方向転換しました。

おりしもアメリカでは、低糖+高タンパク食に関する研究がつぎつぎに発表され、体脂肪を燃やしていく、糖質・タンパク質・脂質の熱量比バランスについても、さまざまな説が登場してきていました。

高糖質+低タンパクでカロリーカット

この番組で「ごはんダイエット」を提唱していたのは、日本健康食育協会代表理事であり、管理栄養士の柏原幸代さん。

「お弁当箱に詰めたところを想像していただいて、お弁当箱の中で6割くらいが、ごはん。おかずが4割くらい、そんなイメージが理想バランス」という彼女。その食事の例としてあげられていたのは、ごはん2膳に、からあげ2個、玉子焼き2切れ、きんぴらゴボウ、サラダ(ちょこっと)。

結局これって、カロリー重視の日本の栄養学そのもののダイエット法。6割をごはんにすれば、高カロリーのおかずが結局は少なくなるから全体的なカロリーカットになるわけですね。

コメントでは、「代謝のためにはビタミン・ミネラルも必要なんです」といっていましたが、「きんぴらとサラダちょこっとで、体内の酵素をサポートするだけのビタミン・ミネラルが、たりるわけないだろう〜〜っ!」と、思わず、突っこみをいれてしまいました。

効果は一時的…。その後は老化促進

この6:4(糖質60%、タンパク質15%、脂質25%)の食べ方をつづけると、「胃腸の働きが活発化、さらに代謝が良くなり脂肪が燃焼しやすい体質に短期間で変わっていく」とのこと。

たしかに、これまで脂っこいおかず系を目一杯食べていた人が、脂質の少ないご飯6割の食事にしていけば、消化酵素の分泌負担は軽減しますし、その分、ヘロヘロに疲れている体全体が活力をとりもどし、崩れていた健康状態が回復したり、体重は減少するでしょう。でもそれは、あくまでも一時的なことです。

高糖質、低タンパクの食事を長期間つづけることは、体の合目的性に反すること。体にどんな問題がおこっても不思議ではないのです。低タンパクでは体内酵素はつくれませんし、体内のあらゆるタンパク質がオンボロになっていきます。筋肉などの除脂肪組織も減少していき、代謝活動が低下していくのは必然です。

高糖質食が血糖コントロールを難しくし、あなたを太らせるばかりか、糖化(→老化)の問題をひきおこすことは、今では多くの研究で証明されています。皮膚の老化はいうにおよばず、体内の老化を進め、心臓病などのリスクを高めるともいわれます。

テレビの情報に安易に飛びつくのではなく、冷静に自分の体にとって何がもっとも重要か、今一度考えてみましょうね。

(ちなみに私は、お付きあいでごはんなどの高糖質食を食べるときは、事前に【グリケアープラス】を2粒飲むようにしています)

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