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よく噛んでいる?

ただ噛んでいる つもり?

体の不調も下半身太りも、噛み合わせに起因?

ちゃんと栄養素に気をくばり、バランスのいい食事をしている。ライフスタイルにも気をつかっている。サプリメントもいいといわれるものをとっている。なのに、ど〜も体調がすぐれない。体の具合が悪い、頭痛や肩こりがひどいからと病院で検査をしても、「不定愁訴」「自律神経失調症」などと診断され、「気持ちの問題」などといわれつづけている…。あなたは、そんなことをくり返していませんか?

はたまた、なかなか痩せられない、むくみやすい、脚がだるい、吹き出物がなかなか治らない。そんなことはありませんか?

もしかしたら、あなたの歯の噛み合わせや、噛みグセが影響しているかもしれませんよ!

噛む筋肉は首や肩の筋肉と連動しています。噛み合わせや噛みグセが悪いと、咀嚼筋だけでなく他の筋肉の使われかたにもアンバランスが生じ、肩や首のコリ、偏頭痛、目の疲れなどを発生させます。筋肉のアンバランスを調整しようと自然に首を傾けるようになる・・そんなささいなことが、体全体をゆがませ、全身的な不調につながることもあるのです。

正しく噛めないだけで重大な危機?

とはいっても、噛み合わせや噛みグセが悪いことでの最大の問題は、口にした食べものをしっかり噛み砕けないこと。「噛む」という消化の第一歩でつまづくことが、体に重大な危機をもたらします。

仮に、虫歯がある、あるいは、片側の歯は治療中とか、奥歯の片側は銀歯、もう片一方は天然歯で摩耗速度がちがうことで噛み合わせが悪くなり、きちんと噛めないまま、毎日食事をしていたとしましょう。

通常、よく噛むことにより食物は細かく砕かれ、酵素の作用を受けやすくなり、よりよい消化、栄養素の吸収が可能となります。逆に、食べものをよくかみ砕かないまま胃に送り込んでしまうと、消化分解が不良の状態で小腸に到達します。

分解が不十分だと、体はその栄養素を吸収することができません。なによりも、アミノ酸(タンパク質が分解したもの)を吸収できないことが深刻です。体内で酵素をはじめ、多種多様のタンパク質づくりのために必要なアミノ酸を確保できなくなってしまうからです。

体内でタンパク質がつくれないと・・・

タンパク質合成のなかで最も重要な作業の一つに消化酵素の生産があります。きちんと噛めない状況がつづくと、間接的に消化酵素の生産の低下にもつながります。

消化管へ分泌されるべき消化酵素が不足し、しかも咀嚼による食物の分解も不十分ということは、体にとってはダブルパンチ。どんどん消化酵素はつかわれるのに、その材料が運び込まれてこないのですから・・・タンパク質づくりに利用できるアミノ酸はますます不足してきます。エネルギー材料の運搬にも支障がでて、体中の細胞で生産性がダウンしてきます。

アミノ酸の組みあわせによって体のどの部分で働くタンパク質になるかは違いますから、食事からアミノ酸が確保できなければ、消化酵素ばかりでなく、遅かれ早かれ、体の別のタンパク質づくりに影響がでてきます。

タンパク質であるホルモンの生産量は減ってくるでしょう。血糖値をコントロールするためのインシュリン分泌が減り、ストレス対応のためのアドレナリンは少なくなり、代謝機能や免疫系のために働くホルモンも減少してきます。

繊維性タンパクが減れば、爪が柔らかくわれやすくなり、肌は柔軟性を失い、筋肉はハリがなくなります。タンパク質の働きなしでは、脂肪は血管にこびりつくようになり、血圧も上昇。よく頭痛がするようになるかもしれません。

疲れやすくなり、ストレスを強く感じ、うつや精神的な落ち込みを経験することにもなります。免疫力が落ち、病気に感染しやすくもなります。実際年齢より老化が進み、生活の質は本来のあるべき姿より、ずっと劣ることになるはずです。

噛んでいるつもりでも、噛めていない

きちんと噛めない、あるいは、噛んでいないことが原因で、このように肉体的にも精神的にもダメージがおよぶなんて、大げさだと思いますか?決してそんなことはないんです。「歯」とは全く関係ないと思える体の部分が、実に簡単に大きなダメージをうけることになるのです。

それほど栄養素の消化吸収とは重要なこと。「噛むこと」に支障があれば、消化・吸収不良から栄養素不足になり、細胞の働きはペースダウンを余儀なくされます。細胞がまともに働けなければ、かならず体のどこかの代謝で異常事態が発生。それがチェイン・リアクションとなり、いくつもの体の状況に影響をあたえていきます。トラブルはすぐに表面化しないかもしれませんが、静かに進行。気がついたときには健康に深刻な影響がでている、ということになるのです。

私は都内の内科クリニックで血液栄養分析に関わってきましたが、血液の汚れが目立つ人は、酵素の摂取不足と同時に、咀嚼(そしゃく)にかならず問題がありました。

よく噛んで食べていない、歯に問題がある、自分ではちゃんと噛んでいるつもりでもかみ合わせが悪くて、噛めていない・・。このような人は例外なく血液が汚れ、さまざまな体調不良を訴えていました。

酵素サプリをとりはじめ、消化力が改善すると、血液はきれいになって体調も快復するのが普通です。しかし、酵素パワーも、咀嚼がきちんとできていなければお手上げです。消化酵素は食物の表面にしか作用しませんから、まずは細かく噛み砕かれていなければならないのです。

食物酵素の多い食物を、よく噛んで食べる。噛み合わせが悪い場合はそれを治す。たったこれだけの改善だけでも、体調がぐんぐんよくなり、肌つやが改善し、見るからにバイタリティがよみがえってくるものです。高脂血症が治った、血圧が正常になった、肝障害が快復した、不定愁訴や鬱症状が改善したというような実例はゴロゴロあるのです。

もちろん、ダイエット効果もしっかり出るようになります。


体調や肌のトラブルなど、体に関することで何か不安があったら、まずは、よく噛んでいるか、正しく噛めているか見直してみてください。

よく噛んでいるつもりでも、噛めてないということも十分あり得ます。治療を必要とする歯があれば、きちんとなおすことを優先してください。

覚えておきましょう。私たちの体の健康は、なにを食べるかではなく、なにを体が吸収できるかによって左右されるということを。そして、「噛む」ということが、その重要な第一歩であることを。

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