老化をふせぐ!! |
こよみのうえでは秋でも、残暑はまだまだつづきそう。不眠や食欲不振で夏バテして「だる〜い」、「疲れる〜」と悲鳴をあげている読者もいるのでは? 暑いときには、できあいの総菜や弁当、麺類などですませがち。もちろん、なにも食べないよりマシですが、そばや素麺ばかり食べている、アイスクリームやプリンばかり食べている、と手っ取り早くエネルギー補給できる糖質食品に偏っているなんてことになっていませんか? 栄養バランスが悪ければ、夏バテするのは当然。しかも糖質過多の食生活をつづけていると、老化を早めてしまいます。「年だから疲れやすい」と疲労の原因を加齢のせいにする前に、自分の食生活をふり返り、問題点を探ってみましょう。 十分な栄養補給できていますか?糖質は、からだを動かすエネルギー源です。 ところが糖質はそれだけをとっていればよいわけではなく、糖質をエネルギーに変えるには、ビタミンB1をはじめ、ビタミンB群の面々が出揃ってほしいところ。しかし、ごはんや麺類、食パン、菓子パン、スイーツ類には、ほとんど含まれていません。ですから暑さで食欲がないからといって、そばや素麺で食事をすませても、効率よく糖質をエネルギーに変えられないので、「からだに力がはいらないし、疲れやすい」ということになってしまいます。 うなぎや豚肉、枝豆、オクラ、ゴマ、ピーナッツなどには、ビタミンB1が多く含まれていますので積極的にとりたいですね。また、ビタミンB2を多く含む食品は卵やレバー、チーズ類など。ビタミンB2は脂質やアミノ酸の代謝にも必要で、不足すると口内炎や舌炎になってしまいます。 B群の仲間であるナイアシンはニコチン酸とも呼ばれ、レバーなどの肉類や魚類、豆類などに豊富に含まれます。不足すると、皮膚炎や胃腸炎になりやすく、美肌キープに欠かせない栄養成分と覚えておきましょう。 エネルギー化に不可欠なビタミンB群はもちろんですが、その他のビタミンやミネラル、タンパク質など全般的な栄養素も、夏バテ・夏疲れ予防のためにはしっかりとりたいもの。サプリメントをうまく使い、ビタミン・ミネラルや良質なタンパク質をきちんと補いましょう。 ごはん大好き!
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血糖値の急上昇をおさえ、糖化を予防するには、 | |
@ | 食事のときは野菜→おかず→ごはんやパンなどの主食の順で食べる。 |
A | ご飯やパンなどの主食は極力減らし、その分野菜類やタンパク質量を増やす。 |
B |
よく噛んで、ゆっくり食べる。 |
C |
糖分の多い清涼飲料水はさける。 |
D |
アルコールは糖化ストレスの原因になるので、飲みすぎない。 |
E | 食後はかるくからだを動かして、血糖値の急上昇をおさえる。 |
どんなに気をつけていてもAGEsは蓄積されてしまいます。水溶性シナモンなどを含むサプリメントを利用し、徹底的な糖化対策をとりたいですね。
バランスのよい食事と十分な睡眠と糖化ケアで残暑を元気&キレイに乗りこえたいものです。