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気になりませんか、体内にたまった有害物質 デトックスで |
「昔の患者さんは栄養失調で体調を崩し、痩せた方ばかりでした。でも、今の患者さんに痩せた方はいません。そのかわり原因はハッキリしないけど、なんだか体調が悪いと訴える。デトックスの必要な方ばかりです」 こう話すのは、ソウル市内で開業する韓国の伝統医療「韓方」医。体内にたまった毒素の影響で体調を崩してしまうのは、日本人に限らないようで、この韓方医のもとには大勢の方が訪れています。 今回はデトックス、つまり解毒のお話です。 見渡せば周囲は化学物質だらけ体内にたまる毒素の原因は、有害な化学物質を含む食品、クスリ、タバコ、汚染大気、各種の洗剤、化粧品、殺虫剤などに由来します。 たとえば、着色料や保存料に代表される加工食品の添加物。天然由来のものもありますが、多くは化学合成されたものです。 生鮮食品だって油断できません。 農産物には農薬がたっぷり。魚介類には水銀やダイオキシンが蓄積され、妊婦さんに対して魚の食べ過ぎを警告するほど。 国がおこなった海洋調査では、大都市に近い海ほど汚染が進み、日本沿岸では東京湾、大阪湾、瀬戸内海がとくに深刻な状態です。また海外から輸入されたマグロからも、かなり高い値で水銀が検出されています。 さらに、最近は中国大陸からの黄砂の問題も。黄砂に工場から吐き出された化学物質が含まれているのは周知の事実。化学物質が喘息などの原因になることは、「四日市ぜんそく」で証明済みです。 空気、水、食べ物、シャンプー剤や台所洗浄剤などの日用品……。書きだしたらキリがないほど、私たちは有害物質と“共生”しているのです。 デトックスが必要なワケ
体内に入った化学物質は血流に乗って肝臓→腎臓を経由して排泄されますが、100%というわけではありません。 体内に残った化学物質は、組織内に蓄積されてDNAを傷つけ、代謝にトラブルを引きおこします。 しかし、こうした悪影響はすぐには現れません。食品添加物は身体に害がないとされる安全基準量が設定されていますが、日本では5万種の化学物質が流通し、そのうち約1500種類が食品添加物として使用されているのです。さまざまな物質が時間をかけて徐々に体内を蝕み、ホルモンバランスの異常、アレルギー、肝機能障害、腎機能障害、皮膚疾患、がんなどを誘発する原因に。 ラットに複数の化学物質を与えたところ、運動機能に異常がみられ、運動や情動にかかわるドーパミン作動性神経が減少していたという国立環境研究所の実験報告もあります。この結果をそのまま人間にあてはめることはできませんが、中高年に発症するパーキンソン病では、この神経の減少にともなう神経伝達物質ドーパミンの欠乏がみられます。 健康的なスリムボディを維持するためにも、簡単なデトックス方法をいくつかご紹介しましょう。 食べ物を以て化学物質を制す
排泄・発汗力を高める
たとえば、毒素・老廃物の排出を助けるジェニパー、リンパの流れを促進するグレープフルーツやアトランティック・セダー、血行促進作用のあるサイプレスやローズマリー、デトックス効果の高いユーカリなどでバスソルトをつくって入浴時に使用したり、マッサージオイルをつくり、ボディマッサージをおこなうといいでしょう。アロマを炊いて香りを楽しむだけでもOK。これら精油をブレンドしたナターシャズ・アロマもおすすめです。 このようにデトックス方法はいろいろあるので、自分にできそうなことからはじめ、三日坊主で終わらせないことが大事です。継続は力なり。がんばってください。 |
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