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特集 細胞からの若返り

夏の疲れに抗酸化力が効く!!

猛暑続きだった今年の夏もそろそろ終わり。夏の疲れをどっと感じているのでは? 強烈な紫外線にさらされた肌へのダメージも気になりますね。鏡の中に新たなシミを発見し、肩を落としている方もいるかもしれません。

強い紫外線を浴びると、シミやシワ、たるみなど、皮膚の老化に拍車がかかること は知っているでしょう。でも紫外線に影響を受けるのは皮膚表面だけではありませ ん。体内でも老化が進行。一日も早く、細胞レベルからの若返りが必要です。

夏バテを訴えるほとんどの方が細胞にダメージを受けている


正常な赤血球


ダメージを受けた赤血球

NSSでは上目黒内科クリニックの協力を得て、「血液栄養分析」を実施しているのは、みなさんご存じの通りです。1滴の生血液を顕微鏡で拡大して、その方の健康状態を確認していくというものですが、私自身、クリニックで血液細胞を見せていただきながら、おもしろいことに気がつきました。それは、夏から秋にかけて、「夏の疲れ」を訴える女性の血液細胞に共通した変化が見られること。本来まん丸に見えるべき赤血球細胞がボコボコに変形しているのです。

これは活性酸素によるダメージ。酸素は私たちが日々生活していく上でなくてはな らないものです。しかし、ストレス、食品添加物、電磁波、放射線などの作用によって「活性酸素」という、陸上の生物にとって凶暴な性質を持った酸素に変化します。活性酸素はあらゆる状況で発生しますが、夏の暑さはそれだけでもストレスになりますし、その上、否応なしに強い紫外線を浴びることになり、正常な酸素は 毒性の強い活性酸素に変身、人間の組織に障害を与えるのです。夏は他の季節以 に、老化が進むといっていいのかもしれません。

赤血球の変形だけみても、血液本来の重要な仕事を効率よくこなすことができなく なります。血液を通じ、きちんと酸素や栄養素が各細胞に届けられないわけですから、すべての組織や器官の機能が低下します。

代謝が落ち、リバウンドもしやすくなります。酸素がきちんと脳に届けられなければ、ボーっとしたり、頭痛の原因になります。体はだるく、疲れやすくなるという こともあるでしょう。皮膚表面への栄養供給も減り、細胞の入れ替えがうまくいか なくなり、肌の老化も進みます。でも、問題はそれだけではありません。

赤血球が活性酸素もよるダメージを受けているということは、他の組織や器官でも 活性酸素が大暴れしている可能性大、だからです。

体の中もサビるの?!

「活性酸素」について、もう少し詳しく見ていきましょう。

「活性」とは、「活発な」ということですが、酸素が活発ということは、強い酸化力をもっているということ。油が酸化したり、鉄が空気中の酸素に触れてサビるの と同様に、私達の体内も活性酸素によって酸化します。 つまり、体もサビるということ。活性酸素は体内を酸化させ、細胞を破壊したり、 組織や器官をサビつかせ、遺伝子を傷つけ、血管障害、心臓病、脳疾患など、あらゆる障害を発生させるのです。このように活性酸素によって細胞が壊されたり、か らだが次第にサビついていく…これが老化の実態です。

体内でもっとも攻撃を受けやすいのが脂質。とくに細胞膜を構成する不飽和脂肪酸 は攻撃対象となりやすく、攻撃されると、今度はこれが悪玉酸素の仲間入りをして、次から次へと脂質を酸化させていきます。肥満の方は、活性酸素の標的が正常な人に比べていっぱいあって、常に攻撃にさらされていますから、病気になる可能性も高いのです。

活性酸素は脂質だけではあきたらず、細胞のたんぱく質や酵素を傷つけたり、結合繊維をクロスリンクしたりします。クロスリンクというのはたんぱく質の分子が互いに結合して、がんじがらめの構造になること。細胞本来の働きがそこなわれ、体全体の老化が進みます。酵素が酸化したら、生体内の重要な働きがストップしてしまいます。DNAが酸化したら、遺伝情報が狂ってしまい、本来の仕事と違うこと、つまり本来つくるべきたんぱく質ではないものをつくりはじめ、突然異変を起こしたりします。これが、ガンなどの発生につながるのです。

活性酸素の害から細胞を守るには、活性酸素の酸化過程をうまく阻止していくしかありません。それができれば、サビついていく臓器、固くなっていく組織の被害を 最小限にくい止められます。

老化のスピードは確実にスローダウンし、人によっては若返り現象を経験することになります。

活性酸素はこんな時に発生

  1. 太陽光線を浴びたとき
  2. 電磁波を浴びたとき、レントゲンの照射を受けたとき
  3. 薬物を投与したとき
  4. 怒り、不安、恐怖、ストレスなどを感じたとき
  5. 過剰な食事やアルコールを摂ったとき、喫煙したとき
  6. ジェット機で飛行するとき
  7. 焦げた肉や魚、くん製食品、魚の干物、インスタントラーメン、マーガリンなどの食品を食べたとき
  8. 車の排気ガス、粉塵、アスベスト、光化学スモッグ、パラコート(除草剤)トリハロメタン(水道水に含まれる)に接したとき
  9. 細胞内でエネルギーが作られるとき
  10. 体のどこかに炎症を起こしているとき
  11. 手術などで、血液が一時的に遮断され、再び流れ始めたとき

酵素が酸化毒から私達を守ってくれる

私たちの体内で発生する活性酸素の害から体を守るため、私たちの体には多種多様な抗酸化物質が備わっています。

活性酸素を除去する代表的な抗酸化物質といえば、SODという酵素。SODは活性酸素を過酸化水素に変え、それをカタラーゼとかグルタチオンペルオキターゼな どの他の酵素が完全に解毒します。ただ、これら酵素の働きは加齢とともに衰えていきますし、活性酸素の発生速度があまりにも早ければ、それを抑えるパワーが追い付いていきません。

そのため、これらの酵素がしっかり働ける状況を常に整えておくことが必要です。 それにはまず、自分の消化酵素を極力節約すること。この目的ではウルトラ酵素が役立ってくれます。もう1つは、マルチビタミンをしっかり摂取すること。特にSODをはじめとする体内の解毒酵素は、亜鉛、銅、マンガン、セレニウム、鉄などのミネラルなしでは効果を発揮することができないからです。

抗酸化栄養素をしっかり摂る

体内で酸素毒から私達を守っている酵素以外の物質は、ビタミンA・C・E、B 1、B2、B6、葉酸、尿酸、DNA核酸およびその分解成分、そして先ほどあげ たミネラル類。尿酸以外はすべてサプリメントとして摂取が可能ですから、これら を常日頃から努めて摂っていくことは、老化を防止し、細胞からの若返りを図って いくために不可欠です。この夏、ここにあげたような抗酸化栄養素の摂取が少なかった方は、肌はもちろ ん、体内の老化が進んでしまっていることでしょう。当然、夏バテ状態も出ている はずです。今からでも遅くありません。ビタミンCマルチビタミン&ミネラルスーパーDNAプラスなどを摂取しっかりして下さい。プリムローズに含まれるGLAも抗酸化力が強いことが知られます。ちなみに損傷した遺伝子の修復にはDNA核酸の多量摂取が最も効果的であり、DNAはビタミンCと一緒に摂ることにより、効果が倍増します。生きてりる以上、活性酸素が発生することを完全に防ぐことは不可能です。しかし、極力発生しないように気をつけていくことは、誰にでもできるはず。紫外線を浴びないようにする、激しい運動を避ける、なるべく平常心を保ち、怒ったり、イライラしないようにする、などは普段から心がけていただきたいもの。そして、酵素、ビタミン、ミネラル、DNAなどの抗酸化栄養素の摂取に常に気を配り、細胞破壊や遺伝子の損傷を未然に防ぐことです。活性酸素多量発生の可能性があるときには、前もって抗酸化栄養素を通常の2〜3倍量摂るようにするといいでしょう。それでも損傷を防ぎきれなかったら、DNA核酸の多量摂取で遺伝子の修復をしていく・・これこそ、細胞レベルから若返る唯一の方法なのです。

油脂は賢く摂ろう

前回のナターシャ・タイムスでは油脂についてお話ししましたが、「ちょっと分かりにくい」という声が多かったので、簡単にまとめておきましょう。油脂は酸化しやすく、体内で活性酸素を発生。細胞やDNAを傷つけ、健康上重大な問題を引き起こします。酸化しやすい油を使うときは、抗酸化栄養素をしっかり摂るようにしましょう。また、高リノール酸油は摂らずに、サプリメントとしてプリムローズを摂るようにすると安心です。

この通信簿部分を拡大コピーし、キッチンに貼っておくと便利ですね。

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