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健康ボディもダイエットも

DETOX抜きは、あり得ない

日々の食事でなにをどう食べていくかで、私たちの健康状態は大きく左右されます。とはいえ、適切な栄養摂取さえ気をつけていれば安心というわけではありません。

外部から体内に取り込まれた栄養素や酸素は血液によって各細胞に運ばれ、それらを利用してあらゆる代謝がおこなわれます。その結果、代謝産物として老廃物や毒素が生じます。こうした物質が速やかに処理され、体外に排泄されなければ、健康もナイスボディも維持することができなくなってしまうのです。

毒素や老廃物の排泄を速やかに

家の中に埃もたまれば、ゴミもたまり、換気扇に油がこびりつき、排水溝がヌメリでベタベタになるように、私たちのカラダの中も、代謝産物、大気汚染物質、食品添加物をはじめとする化学合成物質などの毒素で汚れまくっています。

私たちの体には、自然の自己クリーニング機能が備わっています。毒物が入ってくれば解毒し、代謝の結果いらなくなった老廃物、ダメージを受けた細胞や組織、体内で発生した有毒物質などは体外に捨て去るようにできています。

でも、これほどまで多くの毒物を体内で処理するようにもともとDNAにはプログラムされてはいないのです。結果、各排泄器官はオーバーワークで機能低下。体内の酵素もうまく働けず、代謝機能も、免疫力もダウン。さまざまな健康上のトラブルが発生してきます。

ホリスティック療法では栄養摂取・消化吸収と同様にDetoxificationをとても重要視します。日本でも、最近、デトックス(DETOX)という言葉は使われるようになりました。de―なくす、toxin―毒、ということで、“解毒”という意味ですが、もっと一般的には、“体内クリーニング”。つまり、「排泄/浄化に気をつかいましょう」ということです。

どのようなダイエットでも、健康法でも、かならず、体内クリーニングを同時進行しなければ、期待するような効果はえられません。

食物のカスが便としてスムーズに排泄されるべきはもちろんですが、外部から入り込んでくる有毒物質、体内の代謝産物や老廃物も速やかに出ていってもらう必要があります。こうした働きがとどここおりなく進行するには、腸、腎臓、皮膚、肺、さらに解毒を受け持つ肝臓、これら五つの器官がしっかりと働いてくれなければなりません。

まず、きれいな腸を目指そう

心臓病、脳卒中、糖尿病、ガン、皮膚病など、なにか病気を抱えている人は間違いなく腸に問題があるといいます。もちろん病気だけに限りません。肌つやの衰え、肩こりや腰痛、冷え症といった一見腸とは無関係の不調も腸とむすびついているのです。

というのも、腸が汚れてくると、腸内に住む悪玉菌がつくりだす毒素が血管内に吸収され、血液中に毒素が増えてくるから。東洋医学では、「万病一元、血液の汚れ」といわれますが、肝臓や腎臓、さらに免疫系にも大きな負担がかかってくるのです。

悪玉菌の格好の餌となるのが、消化不十分なために小腸で吸収されなかった食べ物の分子。ほとんどは未消化のたんぱく質ですが、たんぱく質と精製された糖質を一緒に食べた時にも同様のことがおこります。私がくり返し「消化」の重要性を強調し、「ウルトラ酵素」をおすすめするのは、「栄養素の吸収・消化酵素節約」と同様に「血液を汚さない」ことが健康維持に不可欠だからです。

善玉菌は食物繊維(特に水溶性)が大好物。繊維の多い食事は善玉菌の勢力を強めます。悪玉菌の活動はおさえられ、毒素も放出されません。また、善玉菌が放出する有機酸が腸を刺激し、蠕動が活発になるので、スムーズなお通じがうながされ、腸はキレイな状態を保てることになります。

また、午前四時から正午までは体内クリーニング時間帯といわれます。目がさめたら、500ml程度の水をゆっくり飲み、体内クリーニングを促進するフルーツ、あるいは生のフルーツジュースで朝食をすませるようにすることも大切です。

肝臓は常にオーバーワーク気味

肝臓は細かく分類すると500種類以上の働きをうけもっていて、代謝、貯蔵、解毒を一手に引きうける大化学工場みたいなもの。体のすべての器官が健全で正常な働きができるよう、ほかの臓器の機能調整センターとしても働いています。肝機能の衰えの影響は、あらゆる箇所にでてきます。つぎのような肝機低下要因は、まず取りのぞかなければなりません。

  • 有害物質の蓄積
    私たちは年間8kg以上もの食品添加物をはじめ、アルコール、ニコチン、カフェインなどの毒素を体内に取り込んでおり、これらが肝臓に損害をあたえます。

    肝臓にたまる毒素は、腎臓と腸を経由して排泄されますが、腎臓と腸の働きが低下すれば、毒素を含んだ血液が体内を循環。ほかの組織や器官にも悪影響をあたえることに…。

  • 食事内容の問題
    低タンパクの食事では組織の修復はできません。適切な栄養素が運ばれてこなければ、肝臓は不適切な材料から有効な物質をつくろうと働かなければならず、大きな負担がかかります。

  • 過食
    肝臓はスポンジのごとく栄養を吸収します。過食は肝臓に過剰な労働を強い、肝臓を疲れさせます。肝臓がオーバーワークになると、有害物質の解毒が十分できないまま、血液中に放出されます。

  • 薬剤
    薬はどのようなものでも、肝臓に多大な負担をかけます。すべての薬剤は体にとって異物であり、不自然なもの。このような異物質の体に対する影響を中和したり、排出するために肝臓はオーバーワークになります。

化学薬品、合成添加物にとりまかれた現代社会においては、知らず知らずのうちに肝臓を働かせ過ぎてしまいます。アルコール、たばこ、薬品類の使用を控え、なるべく加工度の低い食品、添加物などが少ないものを選んで食べることを心がけて下さい。

また、肝臓の修復には良質のたんぱく質が不可欠です。「アミノリアル」をうまく使うようにするといいでしょう。腸のクリーニングと同時に、肝臓のクリーニングを効果的にすすめてくれる「デルーチャ」は、肝臓が気になっている人はもちろん、肝臓を常にベストの状態に保つためにおすすめです。

他の器官同様、肝臓にも定期的な絶食は必須。そのときにはコーヒー・エネマを一緒におこなうと、肝臓自体のデイトックスを高めることができます。

絶食は究極の体内クリーニング法

究極の体内クリーニングといえば絶食。オーバーワークのままで働き続けている各器官をゆっくり休ませ、体内に蓄積している毒素や老廃物を分解・排泄させ、すべての細胞が効率よく働ける状況がつくれるからです。

体は消化酵素をつくる重労働から解放され、自然治癒のために酵素作りに専念できます。体調が悪い、精神的に疲れたというときには、まず、絶食を考えてください。

絶食といっても、水以外とらない絶食はすべきではありません。水は重要な要素ですが、水だけの断食では急速に毒素が放出され過ぎてしまいます。かならず、生ジュースおよび適切なサプリメントを使うことです。

絶食期間によって各器官への影響力はちがいます。3日間で体は毒素を排泄し、血液を浄化。5日間で治癒が始まり、免疫系の建てなおしがおこなわれます。10日間の絶食は、体のトラブルを未然に防いでくれますし、慢性病などの改善効果があらわれはじめます。ただ自分で実行する場合は3日間の絶食が限度です。

3日間でもきついと思うなら、1週間のうち1日だけ食べ物を口にせず、生ジュースとサプリメントで過ごすだけでも効果はあります。

過食や飲酒、ストレスなどで慢性疲労状態にある肝臓や消化器に一時の休息をあたえることで、体のあらゆる器官に活力がよみがえります。内臓に血液を送る循環系や消化に必要な酸素を供給してきた肺なども休まります。腸であれば蠕動運動が活発になって便通がよくなります。1日だけにしろ、3日間おこなうにしろ、絶食は確実にあなたの体にプラスの効果をもたらします。

着替え前にはドライブラッシングを

皮膚は私たちの全身をおおって体の内部を保護していますが、このほか、知覚、体温調節、そして排泄とさまざまな役割をもっています。

通常“排泄”とは、便と尿に関してしかつかいませんが、皮膚はその表面から水分、塩分、乳酸、尿酸など体内での代謝副産物、老廃物を排泄していて、体の最大の排泄器官。なんと、毎日1kg近くもの老廃物を排泄しているんですヨ!

皮膚が活発に老廃物を排泄できる状況をととのえると同時に、血流をよくし、体内に長いあいだたまっている老廃物をリンパ系通じて処理するには、ドライブラッシングがベスト。体内のクリーニングのみならず、肌のきめをととのえ、ハリを取りもどし、皮膚の生まれかわりも促進します。

ドライブラッシングとは、乾いたブラシで体をこすること。ブラッシングは顔以外の全身おこないます。植物性あるいは動物性の天然毛のブラシを使い、かならず指先から心臓へむけてブラッシング。時間的には全身やっても5分間程度。朝の着がえ前や入浴前の習慣にすることのメリットは絶大です。

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