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脂肪を燃焼するのに

不可欠なアミノ酸

暑い日が続くようになると、とても気になるのがボディライン。でも、どうしても思ったように痩せられない・・。そんな声があちこちから聞こえてきます。

食べ過ぎでは太るのは当たり前。でも、摂取カロリーが少なくても「痩せられない」方はダイエッター全体の70%以上。基礎代謝が低下し、体の中が活発に働かないためにカロリー消費が少なくなり、体脂肪を減らせないばかりか、ちょっと余分なカロリーでも、すぐに脂肪として蓄えられてしまうからです。

基礎代謝量アップで消費カロリーを増やす

肌がくすんできた、怪我がなかなか治らない、髪のツヤがなく細くなってきた、爪が割れやすくなった、汗の出が悪い、手足が冷たい、お腹の肉がたるんできた、食べても体が温かくならない・・このような方は、体内が「開店休業」状態。基礎代謝量がかなり低下している証拠。当然痩せにくく、太りやすい体質になっているはずです。

基礎代謝を高めることができれば、体内は一生懸命働き、消費カロリーは増え、効率よく体脂肪を落とすことができます。もちろん細胞の生まれ変わりなども早くなりますから、みるみる若返ります。でも、どうしたら基礎代謝量をアップさせることができるのでしょうか?そもそも、基礎代謝って、何でしょうか?

カロリーは、運動することで使われていくと思っている方は多いと思います。でも、違います。食事からのエネルギーは、体内の代謝活動に一番多く消費されているんです。

酵素を始めあらゆるたんぱく質が作られたり壊されたりしながら60兆の細胞が生命活動を続け、内臓が働き、血液が全身を駆けめぐり、体温が保たれ・・等々、生命活動そのもの、つまり生命維持に必要な基礎代謝に、7割ものカロリーが使われます。

体を動かしたときの消費分はたった2割。しかも、エネルギー源として脂肪がよく使われるのは、なんと睡眠中や安静時なんです。

安静時に体内を活発に働かせる、つまり、基礎代謝率をアップできれば、体全体が若返り、消費カロリーも増え、体脂肪も効率よく落ちてくれるということです。

成長ホルモンの分泌がカギを握っている

体の中で安静時にエネルギーを消費する主な部位は肝臓と筋肉。この2つの器官でエネルギーのなんと50%以上が消費されています。筋肉量が少なかったり、筋肉の血行が悪いと、消費カロリーは少なく、脂肪は燃えてくれません。

また、肝臓は体内のあらゆる仕事を受け持つ大工場。食事で取り込まれてきた栄養素はまず肝臓へ運ばれ、そこで再合成され、全身の細胞へと送り出されます。肝機能が低下すれば、そこでのエネルギー消費が減るのは当然ですが、肝臓から体中の各細胞へ届けられる栄養素も減り、各細胞はフルパワーで働くことができなくなり、代謝活動はスローダウン。筋肉や他の器官での基礎代謝率も大幅ダウンします。

それでは、肝臓と筋肉の熱生産を増やし、基礎代謝率を高めるにはどうしたらいいのでしょうか?

実は、基礎代謝率は年齢や性別にかかわらず、成長ホルモンの分泌を促進することによって高めることができるのです。成長ホルモンはDNAの合成率を向上させるので、細胞分裂が活発になります。

成長ホルモンの分泌は30歳を境に急減。その結果、基礎代謝は低下、エネルギーも欠乏してきます。疲れやすくなり、動くのも億劫で筋肉を使わないため脂肪が蓄積し始め、肉体の老化が急速なテンポで始まります。成長ホルモンの分泌を若い時のレベルにまで増やせば、基礎代謝率は上昇、体内は活性化します。

アミノ酸の組み合わせで十代の基礎代謝率が戻る!

成長ホルモンが通常分泌されるのは、深い眠りに入った直後(通常、就寝後2〜3時間)ですが、激しい運動をするときも分泌は盛んになります。分泌が最も多いのは十代の人の睡眠中。大人の睡眠中の分泌は微々たるものですが、いくつかのアミノ酸を適切な組み合わせで摂取すると、十代レベルの分泌を取り戻すことができます。

ここでは、オルニチンというアミノ酸が主役を演じますが、その作用はアルギニンとカルニチンと一緒に摂ると倍増します。

これにより、脂肪細胞から脂肪酸を遊離
         ↓
肝臓が脂肪酸を燃焼し、エネルギー(体熱)が発生
         ↓
肝臓の基礎代謝率が増加
         ↓
燃焼される脂肪カロリーが増加
         ↓
LBM(筋肉塊)がふえる。細胞分裂が促進
         ↓
細胞エネルギーが活発に生産され
         ↓
余分なカロリーが燃焼、というダイエットサイクルが促されます。

また、体内のコラーゲンを増やしてくれるので、ハリのある、引き締まったボディラインが生まれます。

甲状腺、UCPの活性化で基礎代謝率大幅アップ

新陳代謝を調節する器官の一つが甲状腺。甲状腺はチロキシンというホルモンを分泌し、すべての細胞の成長及び新陳代謝のコントロール。さらに、食事からのエネルギー転化も調整しています。

摂取カロリーを減らし、その後、普通食に戻したとたんにリバウンド。ダイエット前より太りやすくなった、というのはよくある話。これは、ダイエット中のチロキシン節約モードが、ダイエット後に分泌モードに切り替わらないから。いつまたカロリー減という事態に遭遇してもいいように、チロキシンの分泌量が抑えられ、それにともない新陳代謝はスローダウン、エネルギー消費もカット。ひたすら将来に備えて、余分なカロリーは脂肪として蓄積されていくからです。

チロキシン分泌を増やせば、新陳代謝は活発化。エネルギー消費は加速し、脂肪の蓄積は防げます。これをやってのけるアミノ酸がチロジンです。甲状腺内でチロジンとヨード(海藻に含まれる)が一緒になるとチロキシンが生産されます。

チロジンをヨード、ビタミンB6、Cと一緒に摂ると、チロキシンレベルが自然に向上。食べたものはしっかり燃焼し、無駄な脂肪として蓄積されなくなります。

チロジンには、もう1つ代謝アップ作用があります。最近注目されている物質にUCPというのがありますが、UCPは体熱を発生させる役目を持ち、肩胛骨と肩胛骨の間の細胞の中に多く存在しています。余分にカロリーを摂りすぎた時に、熱を発生させながらカロリーを燃やします。

食べると背中に汗をかく人は、このUPCが活発に働いていて、「ヤセの大喰い」。逆に、食べても背中が熱くならない人は、UPCのスイッチがオフ状態。余分なカロリーを燃やすことができず、ちょっと食べ過ぎただけで、すぐ太ります。

UPCをスイッチオンして、熱生産能力を活性化してくれるのが、やはり、チロジン。アドレナリンの作用がここに関わっているのですが、チロジンはこのアドレナリンの前駆物質になるアミノ酸でもあるのです。

脂肪燃焼、タルミ一掃、ヤングボディのための秘薬に

栄養素不足(たんぱく質、他)、肝機能の低下、筋肉の衰え、成長ホルモンや甲状腺ホルモンの材料不足や分泌不足、UPCのスイッチオフ、さらにエネルギーの不足等々、体内では複雑なことが絡み合って基礎代謝率の低下が起こっています。

基礎代謝アップを謳うサプリメントは色々ですが、基礎代謝率低下の原因に合ったものを摂らなければ、期待する効果は出ません(Aさんに効果てきめんのものが、Bさんには全く効果ナシというのは、このため)。でも、原因を特定するのは不可能でしょう。そこで、基礎代謝率低下のほぼすべての原因をカバーできるように、フルブレンドのアミノ酸プラス特定の作用を持つアミノ酸を摂取すれば、確実な効果がでてきます。

基礎代謝率を高めて脂肪燃焼に貢献してくれるアミノ酸で、現在日本で健康食品に使用が認められているのは、チロジン、アルギニン、オルニチン、リジン、メチオニンの5種類ですが、私がフォーミュラで作り上げたアミノリアルシリーズの脂肪燃焼ブレンドアミノリアルプロポーションメーキングには、これらの5種類すべてを高含有させただけでなく、体内でカルニチンが作られるための工夫もこらしました。ちなみに、カルニチンは今アメリカで最も注目を浴びているアミノ酸で、脂肪酸遊離速度の促進、たんぱく質合成の促進、エネルギー燃焼の加速などによって基礎代謝率を飛躍的にアップさせる作用が認められています。

今回は脂肪燃焼効果にスポットを当て、基礎代謝率アップに力を発揮するアミノ酸を取り上げましたが、前号でお話ししたとおり、目的別のアミノ酸ブレンドだけ摂取しても、全般的に材料不足があれば、各アミノ酸はそれぞれ期待する部分で働いてくれません。くれぐれも、超良質たんぱく質の確保をはじめ、他の必須栄養素もお忘れなく・・・。

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