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感染症に負けない

体づくりにも、酵素が必要

体内の自己防衛隊を強化しよう!!

 

新型肺炎SARSが中国・広東省および香港を中心に猛省をふるい、多数の死者がでているばかりか、20カ国以上に飛び火しているという、とんでもない事態が発生しています。広東省や香港にいた日本人はつぎつぎに帰国。日本政府は緊急性のないこれら地域への旅行延期を勧告。ゴールデンウィークを前に旅行業界は大打撃。今後、経済にも大きな影響がでることが懸念されています。

この原稿を書いている時点で日本人の感染者はまだいませんが、それも時間の問題かも・・。

何千万人もの命を奪う感染症

20世紀に入って、新型ウイルスが地球規模で大流行し、患者や死者が続出したのは3度あります(18年のスペイン風邪、57年のアジア風邪、68年の香港風邪)が、そのうちでもっとも悲惨だったのは、1918年3月に米国カンサス州でいきなり発生したスペイン風邪。全世界で6億人が感染し、死者は2500万人以上。このとき日本でも、なんと39万人が命を落としています。

97年に厚生労働省の新型インフルエンザ対策検討会が出した報告書では、今後新型ウィルス感染が流行すると、国内で3200万人が発病し、最低でも3万から4万人が死亡すると試算。専門家は昨年末に、「2003年あたり香港型に変わる新型ウイルスが生まれる恐れが強く、3月から6月頃までは厳重な警戒が必要」と警告。まさにその”予言“が的中したかたちでSARSが発生しました。

今のところSARSの致死率は4%前後と決して高くはありませんが、原因や感染経路の特定できていない現状では、予断を許しません。

免疫力を左右する重要要素

それにしても、同じ場所で同じものを食べ、同じ空気を吸っていながら、病原菌やウイルスに感染する人と感染しない人がいるのはどうしてでしょう?感染しても、すぐに快復する人もいれば、重症に陥って死亡してしまう人もいる。いったい、なにが違うの?

一言でいってしまえば、「免疫力」の違いです。免疫系は、細菌、ウイルス、発ガン性物質、アレルギー源などの外部からのインベーダーと戦い、私たちの体を守ってくれています。

免疫力が低下すれば、細菌やウイルスは容易に体内に進入してきますし、免疫系の担いて、白血球の戦闘能力が弱ければ、重体に陥ったり、快復がおくれたり、最悪の場合、死ということにもつながります。

免疫力がつねに良好であればいいのですが、私たちは免疫力を低下させてしまう要因に取り囲まれて生活しています。栄養不足、とくに良質のたんぱく質不足、ストレス、薬品の使用、大気汚染などがあげられますが、それらすべてをひっくるめて、もっとも問題となるのが特定の酵素不足。免疫系の働きは、ほぼ100%、酵素の働きにかかっているのです。

感染症は克服したはずなのに

食糧事情が劣悪な地域では、感染症が多いことはよく知られています。たとえば飢餓に苦しむアフリカでは、一人感染者が出ると、あっという間に広がってしまいます。これは、栄養状態が人の免疫にかかわっている顕著な例。

日本はいまや世界一の長寿国ですが、平均寿命が50歳にも満たなかった明治・大正時代には、栄養状態はとても悪く、肺炎と気管支炎(ともにウイルス性感染症)が死因の第一位を占めていました。昭和10年には結核(細菌性感染症)がこれにとってかわりますが、戦後、牛乳、卵、肉類などの良質たんぱく質食品の消費がふえるにしたがって、日本人は感染症を克服し、世界一の長寿国にまでのぼりつめました。

今や飽食の時代といわれ、栄養状態にはなんの問題があるとは思えません。にもかかわらず、O―157のような感染症が問題になったり、若い人のあいだに結核がふえているといいます。1歳以下の赤ちゃんや70歳以上のお年寄りは仕方がないとして、比較的若い、働き盛りの人の免疫力が低下しているのは、異常事態なのです。

食べ過ぎで、栄養素不足の現代人

結局、現代人は豊富な食料にかこまれ、あきらかに食べすぎであっても、必須栄養素の摂取不足、消化吸収不良、あるいはストレスなどで想像以上に栄養素が消耗されています。免疫力の維持に必要な栄養素が確保されていないのです。

しかも、口にしているものはほとんど食物酵素のまったく含まれない、加工食品や調理で熱をくわえた食品ばかり。事前消化がおこなわれないため、体内の活動につかわれるべき大事な代謝酵素は、消化のために浪費されなければならない羽目になっています。

こうしたことが続けば、免疫系にかかわる臓器や細胞のはたらきに必要な代謝酵素は不足傾向になり、外部からの侵入者があっても、素早く対応することができなくなってしまいます。

消化酵素があるていど無駄づかいされても、栄養素が完全に消化吸収され、体内で有効利用されるのであれば、まだ救いはあります。でも現実には、キチンと分解されていない未消化の栄養素が血液中にはいりこみ、体の栄養分にもなれぬまま、免疫系に余分な負担だけをかけているのです。

免疫系で活躍する白血球

血液栄養分析で生の血液を顕微鏡で1000倍以上に拡大して観測すると、その中で忙しく働き回る、白血球をいくつも見つけることができます。

免疫系の自己防衛部隊ではリンパ球(T細胞、B細胞)、マルチ幹細胞(単球、好中球、好酸球、好塩基球)など、白血球の仲間がそれぞれ協力しあって、体の防御をうけもっています。それらのなかでも、血液栄養分析で見るのは、ほとんどが好中球です。

私たちは毎日いろいろなものを食べますが、それらが吸収されるのは主に小腸です。小腸の壁はなんでもフリーパスで通すわけではありません。私たちが口にするものの中には、重要な栄養素が含まれていると同時に有害な成分も紛れこんでいます。腸壁はそれをよりわけて必要なものだけを吸収する検問所の役目をはたしています。

ところが、長年自然の理に反した食生活をつづけている現代人の腸は、“漏れやすい”といわれ、本来シャットアウトすべき未消化物質まで、通過してしまいます。体はキチンと消化されていない栄養素を利用することができません。それどころか、その処理のために、酵素豊富にもつ好中球に発動命令がかかり、腸管で終わらなかった消化を完了するために働くことになります。

消化で疲れてしまう白血球

本来、好中球は病原体の処理に従事しなければなりません。それが消化にお呼びがかかるのは、膵臓の消化酵素不足で、食べたものが小腸に到達したときに完全に消化が終わっていないから。

食物酵素のない食品や熱で調理したものを食べたときに、未消化物質の掃除のために好中球は増えますが、生ものを食べたときにはこのような反応は起こりません。生ものに含まれる食物酵素は食品自体を事前消化するため、膵臓からの消化酵素が少なくても、完全消化が可能だからです。

消化のために白血球が増加するのは、炭酸飲料、砂糖、アルコール、小麦粉、醸造酢など、まったく食物酵素の含まれない加工食品を食べたときにもっともひどいとされ、とくに塩漬け・缶詰・調理された肉は、“毒”を投与されたときと同様の好中球反応をおこすといわれます。

いずれにせよ、本来の任務以外で酷使され続ければ、本当に排除するべき敵が出現したときに好中球はヘロヘロ状態で十分に働けないことに…。血液中に取り込まれた未消化物質の消化活動は、免疫系に大きな負担となるのです。

ウイルス攻撃を受け持つリンパ球はこうした活動に参加しませんが、消化の問題は間接的には大きく影響します。適切な栄養素なしでは、免疫系に関わる臓器の健康は維持できませんし、まともなリンパ球も生まれません。さらに、消化酵素の無駄遣いが続けば、いざ、感染したときに免疫系は活動に必要な酵素をつくれず、効率よく働くことができないのです。

食事における生ものの比率を増やしたり、よく噛んで食べること、適切な栄養素の摂取、正しい消化酵素サプリメントの使い方などは、どれも、免疫力アップに不可欠要因です。これは疾病予防、ダイエット、若返りなどにもいえることで、健康レベルの向上には、まず酵素(食物酵素、消化酵素、代謝酵素)に目を向ける。そこから考えていかなければなりません。

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