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30代でも油断は禁物

ホルモン分泌量と老化の関係


血液検査などの数値は正常なのに、だるい、体がほてる・のぼせる、肩こり、動悸、頭痛、耳鳴り、めまい、多汗、、腰痛、関節痛、イライラ、躁うつ、不眠、頻尿……。こんな症状を医学用語では不定愁訴といいます。

受診しても、40歳を越えていれば「更年期障害ですね」と診断され、漢方薬などを処方されるケースがほとんど。しかし、なかには、30代から更年期に似た症状で悩まされている人もいます。

逆に、こういった更年期障害の諸症状をまったく感じないまま過ごす人もいますが、その正体を知っていれば、不快な症状とのつき合い方も少しは変わるはずです。

更年期障害
原因はホルモン分泌量の低下

人々は長い年月をかけて、食事と健康の関係を経験的に学び、たとえば中国や日本では「医食同源」の考えが広まるようになりました。

とはいえ、消化酵素や代謝酵素、ホルモンなどの重要性が広く認識されるようになったのは、近年になってから。とくに、情報伝達物質として体内をかけめぐって体の正常な状態をささえている各種ホルモンの過不足による体への影響などについては、大きな研究テーマになっています。

こうしたなか、更年期障害については、19世紀前半にマーシャル・ホールというイギリスの生理学者が、閉経前後の女性に見られる心身の不調に着目して、更年期障害という概念を提唱。更年期障害は老化にともなう性ホルモンの分泌量の低下によるもので、60歳代以降の男性にもみられます。

更年期障害にかかわる女性ホルモンは、子宮・卵巣・乳腺の成長を促すエストロゲンと子宮内膜に作用して妊娠できる状態をつくるプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類あります。これらの女性ホルモンは、骨に蓄積されているカルシウムが流出するのを抑え(骨粗鬆症を防ぐ)、動脈硬化の一因となる悪玉のLDLコレステロールの酸化を抑え、肌のはりに欠かせないコラーゲンの生成にも関与しています。

ただ20歳代をピークに、早い人では30歳代から分泌量は右肩下がりに減っていきます。閉経後、とくに60歳代以降は初潮がはじまる前の子どもと同程度の量しか分泌されなくなるのです。

更年期障害の治療は症状別の処方で症状改善

憂鬱そうな女性更年期障害の症状が重くなると不眠やうつ症状、下着やシーツがびっしょりなるほど大量に寝汗をかくなど、日常生活に著しく支障をきたすようになります。

更年期障害には、その症状に応じてさまざまな薬が処方されています。たとえば不眠やうつ状態などの精神症状に対しては抗うつ剤や抗不安薬、あるいはカウンセリングがおこなわれます。

のぼせや多汗、動悸など自律神経が関係する症状には、漢方薬や自立神経調整薬、ホルモン補充療法という方法などがあります。

これは、女性ホルモン(エストロゲン)の製剤を飲んだり、あるいはパッチを貼ったり、ジェルを塗ったりして皮膚から浸透させるもの。エストロゲンとプロゲステロンの配合剤もあり、適宜、処方されるのが一般的です。

どんな薬剤が使われるのかは、月経の有無や症状により異なり、婦人科医など専門医の管理下でおこなわれています。

薬を使わない
オーソモレキュラー療法

私が配信する美容・健康情報は、ホリスティック栄養学の一部門、オーソモレキュラー療法(分子栄養学)に基づいたものです。

体は摂取した栄養成分が代謝されることで形づくられ、健康も維持されています。先ほどホルモン補充療法について説明しましたが、私は、更年期障害についてもオーソモレキュラー療法をうまく活かすことが最善と考えます。

まずは、不足しがちなビタミン、ミネラル、良質のタンパク質をしっかり補いつつ、うっかりすると食べすぎる糖質や動物性脂肪(飽和脂肪酸)の過剰摂取を防ぎ、栄養バランスのよい食事を心がけることが基本中の基本になります。

中年期をむかえると、どんなに見かけは若くても、体内の加齢にともなう老化は誰にでも等しくおこります。でも、百歳長寿も珍しくなくなった昨今は、昔に比べて心身ともに若々しく、元気な高齢者が多いのも事実。栄養状態が良くなったことが影響しているといわれます。

とくに高齢になってもイキイキ活躍している人は、男性も女性も、ステーキやウナギ、卵などの動物性の良質タンパク質をキチンととっています。

体内で酵素や各種ホルモンが効率よくつくられ、しっかり働くには、なによりも良質タンパク質が必要ですからね。

ちなみに、年齢による女性ホルモンの減少グラフを確認すると、体内でつくられる酵素の減少グラフと驚くほど一致しています。加齢とともに消化酵素が減り、食事から摂取した栄養素がきちんと吸収されず、体内で有効利用されなければ、代謝酵素や女性ホルモンの生産やその働きがうまくいかなくなることは容易に想像できます。

こうしたことから考えても、更年期障害が気になりだしたら、まずは栄養素の摂取や消化について見直すべきであることは明らかですね。

栄養素的に必要なのは?

栄養療法としては、良質タンパク質をベースに、GLA(ガンマリノレン酸―プリムローズオイルなどに含まれる)、酵素、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンC+バイオフラボノイドなどの摂取がベースになります。

エストロゲンの生産に必要なGLAやエストロゲン様作用のあるビタミンEは肝心要の栄養素といえます。酵素は当然、消化をサポートするものでなければなりません。イライラや落ちこみなどの躁うつ症状や不眠がある場合は、より多くB郡が必要になりますし、ホットフラッシュの軽減にはビタミンCやGLAが有効とされています。

また最近では、更年期に対するシナモンの作用も見直されています。シナモンは女性のプロゲステロンを増やし、テステステロンを減らすことでホルモンを調整するとされます。

更年期障害のさまざまな症状に悩まされるようになったら、まずは病院で検査を受け、ほかに異常がないことがわかったら、自分の食生活を見直してみることからはじめてみるのも一計でしょう。

薬は即効性がありますが、副作用をともなうのが常。まずはオーソモレキュラー療法による栄養素からのアプローチで、爽快な毎日を!

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