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酵素サプリと食べ方の順番

 


2005年12月号の「食べ方で体は変わる」を読み、質問です。酵素サプリを食前に飲んで理想的な順序で食べたら、最初に食べた物に酵素はほとんど使われてしまい、一番必要な最後に食べる肉などにはほとんど使われなくなってしまうのではないでしょうか?酵素サプリは一番必要なものと一緒にとった方が良いのではないでしょうか?


 確かに、本当に理想的な順番で食べ、なおかつ、ヨーロッパのように2時間くらいかけて食べるような食生活であれば、消化に時間がかかる油脂やタンパク質を食べるときに酵素サプリを摂るようにするのがベストかもしれません。でも、実際には、私たちはかなり短時間で食事を平らげます。

しかも、いくら食べる順序をまもり、スムーズに消化されるモノから先に食べるといっても、糖質だけ、タンパク質だけ、というように、それぞれ一つの栄養素だけの食品を食べているわけでもありません。

そしてなによりも、酵素には基質特異性があります。そのため、「食前に飲んだ酵素サプリは,最初に食べた物にほとんど使われてしまい、理想な食べ方をしたならば一番必要な最後の肉などにはほとんど使われなくなってしまう〜〜」ということには、ならないのです。

 

酵素は好き嫌いが激しい

“基質特性”とはどういうことなのか、簡単に説明ましょう。

酵素が、酵素作用を及ぼそうとするタンパク質などの化合物や分子を基質といいます。消化酵素の役割は、この基質を細かく分解し、私たちの体内に吸収しやすくすることです。ところが、人間に偏食があるように、それぞれの酵素にも、基質に対して好き嫌い(働きかけられるもの、かけられないもの)が存在するんです。

 

すべての酵素がいっぺんに使われる
わけではない

NSSで扱っている酵素サプリ(ウルトラ酵素)を摂ると、アミラーゼ(デンプン質分解酵素)、プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)、リパーゼ(脂肪分解酵素)、マルターゼ(麦芽糖分解酵素)、サクラーゼ(しょ糖分解酵素)、ラクターゼ(乳糖分解酵素)、セルラーゼ(セルロース分解酵素)という7種類の酵素が働きます。

食前にまずサプリを1粒飲んでから、デンプン質だけを食べ、それが胃に入ると、アミラーゼだけがそれを分解するように働き、他の酵素はなんの働きもしません。そのままです。アミラーゼによって、デンプンが麦芽糖にまで分解されて始めて、こんどはマルターゼが働いて、さらなる分解を続けます。野菜であれば、セルラーゼも働きます(デンプン質に対して、プロテアーゼやリパーゼは働きかけることができませんので、使われることもありません)。

最後に肉を食べたとき、こんどは、肉を消化分解するためのプロテアーゼとリパーゼが働きます。デンプン質を分解する酵素はすでに使い果たされてしまっていても、タンパク質や脂肪を分解する酵素は、それまでは出番がなく、使われていませんから、フルパワーで肉の分解を(始めてくれるわけです。

 

食前に飲むことが理にかなっている

こうしたことを考えていくと、スムーズに消化されるモノから先に食べることを心がけつつも、通常の食生活においては、酵素サプリは食事前に飲み、運び込まれてくる食品を待ちかまえて作用するように摂取するのがベストといえるでしょう。
私の場合、普段からかなり食事量が多いため、酵素サプリは食事前に2粒飲み、普段以上に大食いしてしまったときや、宴会などで長時間にわたって飲み食いをするときには、食事中あるいは食後すぐにその食事量や食事の内容に合わせて1〜2粒飲みたすようにしています。逆に、食事内容が生食中心の場合は、食前の摂取は1粒だけにする、というように調整しています。
あなたの食生活、つまり、食事の内容や食べる量、食べる時間帯などにあわせて飲み方を工夫してみてください。なお、からだの特定のトラブル解消のためには食事がらみの飲み方と違い、空腹時の摂取が必要となります。

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