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有害ミネラル

体内酵素が働けなくなる有害ミネラル

雪印乳業による集団食中毒事件、病原性大腸菌O―157、ダイオキシン汚染、遺伝子組み換え、そして狂牛病。私たちの食に対する不安は高まる一方ですが、このように大きく取り上げられる問題の陰に、静かに、でも着実に私たちの体内に蓄積を続けている有害物質があります。

これまで見てきたように、私たちがいつまでも老化知らずで美しく、健康に過ごすためには、完璧なDNAコーディングが行われ、体内の酵素もしっかり働いてくれる必要があります。そのサポート役として、ビタミンやミネラルが重要な役割を果たしていますが、そんなミネラルの仲間にも、ひどい悪党が存在します。

これら有害ミネラルは酵素や細胞構造に不可欠なミネラルを追い出すばかりか、DNAの構造を変化させたり、コーディング過程を妨害して、酵素の働きを阻害。すべての代謝機能を低下させます。免疫、細胞分裂、生殖、ホルモン分泌、神経系などに悪影響を与え、極微量でも、体が最高の状態で機能するのを邪魔するのです。しかも、体の持つ解毒・浄化作用を邪魔し、他の有害物質がより体にダメージを与えやすくしてしまいます。

有害ミネラルは、長い年月をかけて体に蓄積し、様々な心身の不調をもたらします。アレルギー、うつ病、注意欠陥・多動症など、最近子供、大人を問わず増えていますが、一説には有害ミネラルの蓄積が原因といわれます。これらが多量に環境にぶちまかれるよるようになって5〜60年。今深刻な影響が出始めてきた、水銀、鉛、カドミウム、アルミニウムについて、今回は見ていくことにしましょう。

寿司好きは特に気をつけたい水銀

水銀の害といえば、すぐ思いうかぶのが水俣病(イタイイタイ病)。私達にとっても、今、最も懸念されるのが水銀の蓄積。日本人の毛髪分析値では、ほとんどの人に水銀の高い数値がみられ、年々そのレベルが高くなっています。食卓に水銀の侵入が続き、体から排泄されていないからです。

水銀蓄積の一つの原因は、日本人が魚をよく食べるから。海水中の水銀濃度はわずか。でも、小魚、中魚、大魚というように食物連鎖を繰り返すごとに水銀は濃縮され、高い水銀濃度に達します。特にマグロは要注意!

水銀は最も毒素が強いミネラルで、発ガン物質でもあり、DNAを変化させ、細胞内のすべてのメカニズムを大混乱に陥れます。細胞にダメージを与え、細胞の再生も邪魔します。エネルギー生産を混乱させたり、免疫力を阻害したり、脳細胞にも深刻なダメージを与えます。これらの害は急性ではなく、とてもスローペースなので気づきにくいのですが、確実に起こっていることが多くの研究で証明されています。

水銀は排泄されず、中枢神経や脳の痛みセンターに蓄積されていきます。微量の蓄積では、食欲不振、睡眠障害、めまい、疲労、肉体虚弱、記憶喪失、脱毛、言語障害、精神的不安定、躁鬱病などが表れますが、自然流産、先天性奇形、精子生産減少、染色体異常、生殖異常など、子孫繁栄を脅かすことも・・。蓄積量が増えると、酵素の活動が阻害され、目が見えなくなったり、全身麻痺などの症状が出ます。

骨のカルシウムとどんどん置き換わる鉛

体内に取り込まれた鉛の90%が骨に蓄積されます。カルシウムのバランスが悪くなると、骨にたまった多量の鉛が血液中に放出されて、免疫、神経伝達、ホルモン分泌などを妨げます。

軽い中毒症状としては、頭痛、慢性疲労、筋肉の痛み、貧血などですが、特に注目されるのは子供達の精神的な不安定さとの関連。落ち着きがない、イライラ、怒りぽい、根気がない、学校に行きたがらないなどは、鉛蓄積量が多いからといわれます。実際、鉛の蓄積量と知能指数、学業成績との関連性はデータ的に裏付けられています。

体内に取り込まれた微量の鉛は尿、汗、便などを通じ排泄することができますが、水、タバコ、大気汚染、食品、職業的接触を通じ、休みなしに取り込まれてくる現代社会においては、解毒能力は追いつきません。

水銀同様、鉛も徐々に蓄積。解毒酵素を不活性にし、神経系統および動脈血管系に問題をおよぼします。最も一般的な症状としては動脈硬化、高血圧、神経病、貧血、腎臓病、学習障害などですが、鉛中毒のサインは他の疾患と間違われやすく、便秘、食欲不振、腹痛、指や唇の麻痺、頭痛、口の中の金属的味覚、関節炎ととして表れることもあります。

鉛中毒の最も怖いのは、他の毒物との相乗作用。例えば、鉛と水銀が一緒になるとその作用は破棄的。それぞれの物質の作用を足した以上に深刻な影響が出てきます。

免疫力を直撃、カドミウム

細胞分裂を最も妨げるのがカドミウム。肝臓と腎臓に蓄えられている亜鉛と置き換わり、亜鉛欠乏症が起こりやすくなりますが、蓄積量により毒性は異なります。

カドミウムの蓄積量が増えると、高血圧、嗅覚が鈍くなる、貧血、関節の痛み、脱毛、皮膚のかさかさ感、食欲不振などに陥ります。カドミウムは体の免疫力を低下させ、ガン細胞や異質細胞の破壊を受け持つT細胞の生産を減少させます。免疫力がなくなり、ガンにもなりやすくなります。また、腎臓および肝臓に蓄積されるので、これらの臓器に深刻なダメージを与えることにも・・。

排泄できないアルミニウム

アルミは空気中、水、土壌に存在するため、食材からも入り込んできますが、私達の体には解毒メカニズムがないため、全く排泄されずに組織に蓄積され、その量がある一定に達すると、健康上の問題が出ます。体内から排泄しないので、加齢とともに細胞内への蓄積量は増える一方です。

脳への蓄積は、発作や脳機能低下をもたらします。アルツハイマーで亡くなった方の脳神経細胞へのアルミ蓄積は、通常の人の4倍もあるそうです。これは、長期間アルミの蓄積が続けば、アルツハイマーになる可能性があることを示します。

アルミ中毒の症状は骨粗鬆症の症状とも似ていて、記憶障害、言語障害、記憶喪失、骨が折れやすくなる、筋肉痛や筋力低下があります。さらに、腹部の痙攣、胃腸障害、神経過敏症、貧血、頭痛、肝臓・腎臓機能低下などもアルミの過剰蓄積が原因となります。

有害ミネラルの蓄積を防ぎ、追い出す

カルシウムは有害ミネラルの蓄積を防いでくれるばかりか、吸収を阻害したり、体外に排泄させるのを助けてくれます。ビタミンCOPCプラスなどは毒素の害を中和。レシチンは脳細胞をはじめ、すべての細胞を守ってくれます。

有害物質の素早い排泄には各種ハーブ類のブレンド、デル〜チャが役立ってくれます。 また、水分は1日2〜3gしっかり摂り、排泄作用を促しましょう。

どんなに素晴らしい健康法や美容法を実行しても、有害ミネラルの蓄積がある限り、確実な効果は期待できません。定期的な絶食(解毒・浄化プログラム)で、これらを追い出すことを考え下さい。汚染された時代に健康を維持するには、危険物質を遠ざけること。取り込んだ有害物質をいち早く解毒・排泄すること。そして、有害物質に耐えうる強い体を作るための適切な栄養摂取(そしてそれらの消化吸収)を心がけること。それら以外にはないのです。

カルシウム剤には注意を!!

有害ミネラルの蓄積を防ぐにもカルシウムは重要であり、NSSではカルシウム・マグネシウム剤カルマグベストを皆様におすすめしています。主原料は貝殻焼成カルシウム、マグネシウム含有ビール酵母で、狂牛病とは全く関わりがありませんが、他社製品でカルシウム剤をお求めになっている方には、ちょっと一言。

今回の狂牛病騒ぎで、カルシウム剤の原材料として牛骨を使っていたメーカーの多くが、ドロマイトに切り替えています。これは一見安全策には見えますが、実はこれらには鉛が含まれているといわれ、体内への蓄積(鉛中毒)が心配されます。カルシウム剤をお求めの際には、ドロマイトを使っていないものをお選びになることをおすすめいたします。

有害ミネラルはこんな
身近なものから体内に・・!!

    • 水道水―水道管に使われていた。築年数の古い建物は要注意。現在でもジョイント部分のはんだ(50%鉛)に使われ、飲み水に入り込む。
    • 車のバッテリー、ガソリン―車に鉛除去装置が義務づけられ著しく減少したが、それまで環境にぶちまかれた鉛は、影響を与え続けている。
    • 陶器の上薬―食品の中に溶け出す可能性がある。妊娠中の女性は、熱いコーヒーや他の酸性の飲み物(トマトスープなど)をカップやマグカップで飲まない方が安全といわれる。
    • ドロマイト―カルシュウムの供給源として選ぶべきでない。
    • タバコ
    • 農薬
    • ペンキ
    • 絵の具

  • 水銀
    • 多くの食材に入り込み、また加工過程で使われることから、体内に取り込む確率はかなり高い。日本人は特に水銀の蓄積レベルが高いといわれる。
    • 魚介類(特に大きな魚の水銀レベルは高い)
    • 歯の治療の詰め物―銀材、アマルガムは50%が水銀。物を噛むことにより微量の水銀が口に溶けだし、血液中に取り込まれ全身に回る。脳、腎臓、顎の骨、消化管などに運ばれ、体組織に蓄積。スエーデン政府は、アマルガムの全面禁止の処置をとっている。
    • 下剤、痔治療のための座薬、その他の
    • 木材保存料
    • 柔軟剤
    • 歯磨きなどの研磨剤
    • 印刷や入れ墨に使われるインク
    • 絵の具
    • 除菌剤
    • 殺菌剤
    • 土壌


  • カドミウム
    • 多くの食材に入り込んでいる。
    • 水道水
    • タバコ―喫煙者における体内蓄積量は、タバコを吸わない人に比べかなり高い。自分が喫煙していなくても、煙を通じて吸い込んでしまうことも。
    • 甲殻類(エビ・カニなど)―甲殻類には蓄積されやすい。収穫地によって汚染度は異なる。
    • 漂白した穀物類
    • コーヒー、紅茶、ソフトドリンク類
    • インクや染料
    • バッテリー(携帯電話、パソコン、おもちゃに使われる)
    • プラスティック製品
    • 大気汚染
    • 土壌
    • 肥料
    • 殺虫剤
    • 殺菌剤

  • アルミニウム
    • ほとんどの食材に微量ながら入り込んでいる。
    • 水道水―処理工程でアルミが使われる。
    • アルミホイルやアルミは調理器具―アルミ製の調理器具は安く、外食産業で使われるナベはほとんどアルミ製。調理器具を長く使うと傷がつき、塩や酢を入れたときに化学変化が生じてアルミがますます溶け出ししやすくなる。(トマトを調理した場合、トマトのアルミ含有量は倍に!!)
    • ベーキングパウダー―小さじ1杯当たり5〜70mg含まれる
    • 食品添加物
      加工食品―ピクルス、タルタルソース、ケーキミックスなどに1食分5〜50mg程度含まれている
    • ビール(特にアルミ缶のものは)
    • パルメザンチーズ、とろけるチーズ(ピザ、チーズバーガー)
      缶詰
    • 制酸剤―多くの製品がアルミニウム塩を含み、1回の服用量に29mgから265mgも含まれる。
    • アスピリン、バッファリンなどの鎮痛剤や下痢止め剤など
    • デオドラント製品、制汗剤、シャンプー―多くの市販品がアルミを含む。
    • アルミは口からだけでなく、皮膚から、また吸い込むことにより体内に入り込み、蓄積していく。

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